青春ブギ 32 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




「れでぃー!ごー!」


相葉さんの掛け声とともに……


「いっってぇ!!」


櫻井翔、あっさり完敗。



「あれ?しょーちゃん、どした?」


「くっそ、もう1回!」


楽しそうな声がムカつくんだけど!

くそう、俺を舐めんなよ!



「あー!くっそ!もう1回!」

「まだまだ!」

「もう1回!」



「しょーちゃん、そろそろ諦めたら?」


「うぁー!ちょー悔しい!」


マジでガチでめっちゃ強いんですけど、この人……

俺の右腕、どうにかなりそう。



「じゃ、決まりね?」


「決まり?何が?」


机に突っ伏した俺の頭を撫でて、相葉さんが笑う。



「俺が上♡しょーちゃんが下♡」


「はぁ?!ふざけんなよ!エキシビションマッチって言ったろ?!」


「えー?そんなこと言ったっけ?」


唇に指を当てて、にやっと笑う相葉さんを睨みつけた。



「じゃあ、やっぱり帰る。嘘つきに用はない」


「えー!たんまたんま!しょーちゃん、ごめんって!」


立ち上がった俺に、相葉さんがしがみついた。



「反省してんの?」


「してるしてる!超してる!」


「ふぅん?」


相葉さんごとくるりと向きを変えて、相葉さんを壁に押し付けて、びっくりした顔の相葉さんの顎を掴んで上を向かせた。

長い睫毛の下で、黒目がちな瞳が揺れる。


やばい。

超そそる。

理性って、なんだっけ。



「んんっ……


初めて聞く甘い声に、脳みそが痺れる。

やばいって、ほんとに。



「ねぇ……しょーちゃん……ほんとに俺としてみる?」


目の前で艶やかに笑う相葉さんの唇を、無言のままもう1度塞いだ。