9月10日はアレックス君の命日だった。
もう5年も過ぎてしまった。
アレックス君が闘病する直前、展覧会の準備をしていたせいで、アレックス君の異変に気付くのが遅れてしまった。
それで筆を断ったのだった。
でも、3年経って、きっとアレックス君は絵を描かない私を喜んではいないと思った。
身勝手なのかもしれないが、そう思った。
今は猫の絵を上達させて、いつかアレックス君を生き生きと描くことが悲願なのだ。
最近の猫イラスト、色鉛筆。
色々上手くいかない点がある。
師匠が入院してしまい、何もアドバイスがないのが辛い。
前にブログにボツ絵がたくさんあるという旨を書いたものの、絵はアップしなかった。
上の2点と前後して描いた絵をアップしておこうと思う。
我ながら同じ人が描いたとは思えない出来栄えだと感じる。
要するに、画像がハッキリしていないと上手く描けない。
前にブログにも出したアクリル画。
最初は背景が黒だったけれど、藝大卒の先生に見せたら具体的に背景を描いたほうがいいと言われ描いてみた。
(一切手は入っていない)
良くなったのかどうか、自分ではよく分からない。
でも、背景を直す過程で猫もけっこう直した。
私はアクリル絵の具を水彩と同様に使ってきたが、先生がアクリルには水を入れてはダメだというポリシーを持っているので、混乱してきている。
先生は動作が早いから水を入れないでどんどん伸ばしていけるけれど、私は遅いのでリターディングメディウムや水を入れないと伸ばしていけない。
夏の暑い間、父やヘルパーさん達が「ルーちゃんバテてるの?」と言ってくることがあった。
ルーカスは私が寝ている時はずっとそばで寝っ転がっているし、食欲は猛烈に旺盛なので、「いや、そんなことないですよ」と答えていた。
今日ネットでググっている時に、「ブリティッシュは寒い所で出来た品種で毛に厚みがあるので暑さに弱い」というような記述を見てドキッとした。
また私は、猫の不調に気づかずに猫を死なせてしまうのではないかと不安になった。
これからはもっとルーカスの様子を慎重に見守らなければいけない。
そう言えば、ルーカスはAIMの入ったフードを食べ始めた。
尿石が出たら止めたほうがいいと考えているので、来月のワクチン接種の時に尿検査をしてもらってから判断しようと思う。