268.精神科病棟で聞いたショックな言葉 | ブルガダ症候群でICD植え込んだけど毎日を楽しく暮らすどー!のブログ

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ICD埋め込み手術を受け、これを機にブログを始めてます。宜しくお願いします
(^^)


入院生活14日目

前回の日記でも書きましたが、
本当に毎日、穏やかな時間が過ぎて行く中、時の流れに身を任せて、ただ生きています。

そして、病院での生活リズムが出来てきた感じがします。

朝は病休前と同じ6時15分に起床して一日がスタート。
(長寝の習慣が付いて、復職に影響があるといけないので。)

6時25分から、ディルームにあるTVのラジオ体操番組を見ながら、それに合わせて10分間程ラジオ体操。
毎朝、10人くらいの同じ顔ぶれで体操して体をならしてます。

その後、7時30分頃までニュース番組、新聞を見てます。

8時頃朝食、その後服薬して外出前の身支度等。

8時過ぎから始まる、夜勤看護師と日勤看護師の引き継ぎ、ミーティング終了を、ディルームで患者皆で待ち、9時頃、順番にバイタルチェックを受ける。

その後は自由になるので、ウォーキングのため外出。
コースに変化を付けて、一万歩歩きます。

11時30分頃帰院。

12時に昼食、服薬

その後は、昼風呂。
時間が充分にあるので4、50分位かけてゆっくり入ります。

昼間から入るお風呂は、病院の都合で2日に一度しか入れない事もあり、なんとも言えないサッパリ感がある反面、申し訳なさを感じています。

火、金は13時30分頃~主治医の診察があるので順番に受診。

時間は大体2、30分くらいです。
自分の場合は、睡眠状況を重点的に聴取されるので、ありのままを伝えています。
睡眠の質は精神に影響を与えるので、結構細かく聴かれますね。

社会人になってから、
特に40歳頃から不眠症が酷くなり、睡眠薬使っても大体4時間位しか連続睡眠ができなくなってきてるので、
なるべく長く連続睡眠が取れるよう、抗うつ薬と睡眠薬を調整してもらい様子を見ることになりました。
自分と合う薬の組み合わせが、今入院中に整えれたらと思っています。

折角、職場を休んで入院治療させて貰ってますので。

その後は、夕食までひたすら療養します。

午前中のウォーキングは結構体を動かすのと、夜の睡眠が100%取れないのが日常化してるせいか、日によっては眠気が来る時があるので、そんな時は身を任せて2時間位、ベッドで横になって体を休ませてます。

あとは、ニュースとかワイドショー観たり、ブロ友さんのブログ拝見したり、日記書いたりとか。
日記に至っては、結婚した日の16年前から毎日欠かさず書き続けています。

時折、病棟の周りを見て回ると、他の患者さんも、それぞれに自分の思い思いの時間を過ごされてます。

お喋りしたり、読書したり、寝たり、塗り絵、トランプしたり、独りでボーッとしたり、等々。

あと、毎食後一時間位、ずっと自分の椅子とテーブルを、何回も何回も拭いては手を洗い、を繰り返す、認知症を患われた腰が曲がったお婆ちゃん。

おかしな行動なんだけど、なんか憎めず、見ていて可愛い。
周りも、いつもの事なので全く気にもしてないのが可笑しかったりします。(お婆ちゃんごめんなさい)


18時頃夕食、服薬

20時30分、就寝前の服薬

21時30分消灯

入院して14日目にもなると、他の患者さんと会話する人数も増えてきて、
病気のこととか、発病のきっかけ、飲んでいる薬の種類とか、色々と情報交換ができて参考になります。

僕が話をした方では、
・鬱病
・鬱病+パニック障害
・不眠症
・統合失調症
を患っておられました。

発病の原因は、若い方においては鬱病とパニック障害に至っては、僕みたいに「仕事」のみではなく、
「仕事+家庭」の両方が原因で病んでおられました。

高齢の方においては、配偶者、子供との死別が原因で不眠症、統合失調症を患っておられました

あと、アルコール依存が原因で精神疾患になった方も居られて、辛いだろうなぁと思ったり。

ショックだったのが、食事の席が向い側の60歳の男性なんですけど、
「常に生きたくないと思っている、毎夜、朝が来なければ良いのにと思いながら寝ている。
早く死にたい」と言う言葉を笑顔で言われたことでした。

その方は、「仕事+家庭」が原因で鬱になられていて心安らぐ場所がなく、八方塞がりの様でした。
故に、そういう思考になるんだろうなぁと。

僕は今のところは家庭は大丈夫なので、まだ恵まれてますね。

退院が近くなったら、もっとたくさんの方と情報交換して、何かしらの「気付き」を得て家に帰りたいと思っています。どんなに小さい事でもいいから。

復職後、より良く生きるために必要な大切な「何か」を。



そんな風にしみじみ感じた、入院14日目の夜です。