ごっついバイクのたくさん止まっている駐輪場のすみっこにいたクラシックな趣の小さなバイク。
一体これなんだ?
「これはKH125。タイカワサキのバイクです。」
カワサキのバイク大好きですが聞いたことなかったです。
2006年に購入して現在まで80000キロの旅をしてきた相棒だそうです。
「もう古くてトラブル続き。オーバーホールも一回したけど、タマ切れ、ワイヤー切れしょっちゅう。手を加えていない所は無いって言ってもいいぐらい。だから後ろに工具をいつも積んで走っているんだ。」
後ろの荷物はしょっちゅうおこるトラブルに備えて工具だけでなく数々の部品も搭載。
そこまでしても乗りたい理由は?
「愛着。この一言につきますね。乗り続けて手をかけて。大型免許も持っているけど俺はこれがいい!」
なんか・・・かっこいい!
ご自慢ポイントは?
「やっぱ音かな。ノーマルなんだけどね、いい音するよ!」
ご親切にエンジン音を聞かせてくれると言うので早速ご拝聴。
エンジン始動はキック。手間取るのでは?と言う私の予想を裏切り、見事一発で唸りを上げるエンジン。
乗り手とバイクの息がぴったりな感じのスタートです。
ツーストの心地よいリズムとちょっとくすんだ感じのクラシックな音。
なるほど乗っていてきっと気持ち良いにちがいありません。
1番の長旅は?
「毎日通勤にも使うんだけど、1番遠出したのは北海道。もうこれでフェリーに乗って5回も行ってきたんだよ。」
え~、北海道までバイクで!
色々なバイクに乗って、たどり着いた愛してやまない相棒。
そう言うの、てなんかすごいかっこいいと思いました。
きっとこれからも一緒に長旅を楽しむのでしょう。
道中トラブルが起こらないことを祈ってます!