バリオスの隣に颯爽と入ってきた大きなバイク。
並ぶと愛車がまるで玩具のように小さく見えます。
インタビューに答えてくれたのはベテランライダーさん。
BMWに乗っている方、て思い込みかもしれませんが紳士的に見えちゃいます。
このバイクは?
「BMWのS1000RRです。今月買ったばかりで今慣らし運転中です。」
は~、どうりでどこもかしこもため息が出るほどピカピカです。
「この前はK1200Rに乗っていたんですが、6~7年たったのでそろそろ買い換えようと思ってたんです。」
もちろんまっさらな新車でお買い求めに?
「そうです。地元のお店でいつも買ってます。BMWとハーレーを扱っているお店が近いんで。」
どちらかと言うとハーレーよりはBMW?
「全然違いますからね。ハーレーはちょっと楽しみ方が違うでしょ。」
やっぱりゆったり走るよりちょっとスポーツ的に走りたいと。
「そうですね、これで山道とかサーキットなんかも走るんですよ。」
へえ~、サーキットか~。
「筑波のサーキットね。」
ちなみに小回りがききそうには全然見えませんが重量とかどのぐらいあるんですか?
「200キロほどです。案外小回りもききますよ。前のは250キロありましたから軽いです。」
最近のバイクは見た目より軽くできているんですね。
バイク歴30年にしてまだまだリッターマシンで山道をすっ飛ばしたいそうです。
ちなみに・・・。お値段とか聞いちゃっていいですかね~?
「230万。」
と、さらっとおっしゃる。
やっぱり~。どこから見ても高価そうですもんね~。
ステップとハンドルをササキスポーツの物に換えてあるからそこまでかかっちゃった、とさりげなくご自慢ポイントもご披露。
「他にこれと言った趣味もないからね。」
いや、立派な趣味だと思いますよ。バイク、て。お金かかってるし。
私なんかバリオスでもみんなに自慢しちゃうのに。
案外どうだ~BMだぞ~、て感じじゃなくて控えめなライダーさんなのでした。
さすがに跨らせてもらうのに躊躇ちちゃうような気品が漂っておりましたのでやめておきました。
車高80cmはちと高い。絶対足着かん。
出て行く時も颯爽と去って行ったBMW。
やっぱ私は日本のバイクがいいですが、カッコいいもんはなんと言っても文句無しにカッコいいもんです。
あれでサーキット走る姿ってどんな風なんだろう?
まだ見ぬ世界に憧れてしまうあおっぴなのでした。