中々共通点の見つからない2台でお散歩に出発。
「足つきには自分も苦労しています。だからサス緩~くしてるんで曲がる時の踏ん張りがきかなくて」
ああ~、わかりますわかります( ̄▽ ̄;)
しかし自分は緩くしていて踏ん張らずに曲がるのに慣れっこになっているので無問題です(笑)
さ、2台でお互いのペースをはかりつつお散歩で走ってきました。
目的の陣屋前は思った通りちょうど桜が花盛り。
最高です!
一番良いポジションを陣取ってlets記念撮影
「たまには自分も一緒に撮ってあげますよ。」
確かに中々自分の写真、て撮りませんもんね。
今年は自分も一緒の記念撮影ができました。
T君のお父さんありがと~です
という事でDR君も春の明るい日差しの中で記念撮影です。
「妻はね~、こういうのに付き合う趣味は無かったから・・・」
家族と共にあったDR君との30年以上ですけど、夫婦で楽しむ趣味ではなかったようです。
彼女は何が趣味だったんですか?
「花とかかな~」
Kさん(奥様)はね~、ホントに綺麗で明るくて素敵な人でした。
元気でいつも笑顔だった姿しか思い出せません。
相変わらず渇水気味。
春の奥多摩湖を眺めながら、二人でしばし思い出話や苦労話
物言えぬ息子たちが紡いだ、私達には理解できない友情。
「かれはしんゆうです」
と言った息子の言葉。
会えば愚痴を言い合って笑ったKさんとの時間。
そしてKさん亡き今、ご主人とあおっぴが一緒に走って積もる話をしている。
縁や友情は巡る。
それを繋ごうとする気持ちがあったなら。
「こんなに大変だったんだなあ、て思います。」
重度自閉症の介護は本当に大変です。
「何もしてこなかったから・・・。しみじみ大変だったろうなあ、て思います。」
手伝ってとか言われませんでした?
「たまにはご飯作って欲しいとか言ってましたけどね。定年退職したら作ってあげよう、て思ってたんです。」
でもその日を迎える前に彼女は逝ってしまった。
「せめて言葉で伝えていたら、て。今は心から思いますよ、ちゃんと伝えなければいけないことは言葉にしないとダメだな、て。」
Kさん、聞こえてますか?
ご主人がそうおっしゃってますよ。
後悔することもあったかもしれないけど、ご主人の言葉は貴女にちゃんと聞こえているような気がします。
ううん、きっとそうだと
私は信じていますよ。
友情も愛も、死んだから終わりになんてならない。
いずれ再会できる日がきっと来ます。
そう、私たちが死ぬ時に。
その先の世界にも、続きはきっとある。
だからその日まで忘れないよ。
出来る内は親友の2人を会わせられるよう、ご主人と協力して頑張ります。
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