ユーザーリサーチをしていると、本人がいってる事と実際にやっている事が違うことに遭遇する。

 
別に嘘をついているわけではなく、こちらと捉え方が違ったり、もしくは、その事自体に気がついていない人もいる。もしくは、その事をいった事で、逆に気がついて変わってしまう事もある。
 
例えば、昨日ゾンビになりたいというツイートをした。ウォーキングデッドについてひとに話したら、余計になにか言いたい衝動にかられそんな事をいってしまった。
 
このタイミングで、こんなこといったら、ハロウィーンで、ゾンビになるんかなって感じだけど、別にそういうことでもない。ハロウィーンは楽しそうだけど、面倒いのでそんな事は恐らくしない。ただ、「ゾンビになりたいー!」と言いたい。どっかの誰かに、ウォーキングデッド気分が伝わったら良いなと思う。ただ、それだけだ。
 
昨日、昔からのディレクターの同僚とランチをした。いろんな話をする中で、自分には欲が特にないし、家族と過ごす時間があって、草木の世話でもしていれば、十分幸せだってしんみり話をした。そして、帰って755に向かって、「今年のテーマは、明るい貪欲^_^」と呟いている。
 
それは、どうも辛気臭いトーンと、清貧の如くな幸せ感だけでは、なにか足りないよね。という結論になったからで、自分の中では、案外心の変遷が整理されている。だけど、外から見ていると、さっき言ってた事と全く逆じゃんみたいになってしまう。
 
 
こうやって、気持ちや考えは、どんどん変わっていってしまうので、1時間程度のインビューからその人の本当に求めているものを探るのなかなか難しいよなと思う。だから、表層の言葉よりその奥にあるもの見定めないと。
 
という自分への戒め。