今日は久々に仕事っぽいことを書いてみる。

ディレクションのスキルって、何なのか?って話がよく上がります。分類すると、ある程度明確になりますが、その項目だけ見ているとわかりずらいものが、俯瞰を想像する能力だと思います。

・仕組みの全体像が描ける
・ビジネスの全体像が描ける
・スケジュールやプロセスの全体像が描ける
・ユーザー体験の全体像が描ける
など。

その人の得意分野によって、描けるものは変わると思いますが、大概が単体のスキルで描く事は意外と難しく、複合した知識と経験が必要になります。

そして、この時に求められるスキルが、数字で描ける能力とイメージで描ける能力です。これのアウトプットが、わかりやすく、緻密でもあり、タイミングよく出せるかどうかが、全てだと思います。手書きで描いくものから、スプレッドシート、スライドに至るまで。

開発のディレクターとしては、イメージで描く事が多く求められます。その割には、私は字が汚い、漢字思い出せない、絵が下手くそみたいなのがありますが(笑) 

そういったディレクションのスキルを上げるには、詳細な話を繋げ、見えてなかった全体像を描いて、ふわっとしていた概念をソリッドなイメージに置き換えて、みんながそれを取り扱えるようにするという事、を繰り返す事でしか得られないのではないかと思います。