薪割りな日 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

12月26日に浸水した夏出し品種「早夏(はやか)」に芽が出始めました。
-5℃と厳しい寒さの日がありましたが、浸水から10日目で出てきました。






昨年2月に植菌し、まだ一年経たない木です。
品種によりますが、成型駒押は穴取り(植菌した穴から発生させること)が可能なんです。

シイタケ菌がよく回った木では樹皮面からも椎茸が発生します。
全体的には植菌した穴から芽が出ることが多く、発泡スチロール栓を押し上げて芽が出てきます。





今日からハウスの薪ストーブに火を入れ、暖房再開です。
薪ストーブを焚くなら薪を準備しなくっちゃ。
予め集めてあった木を短く玉切ります。 




後は薪割り機でボツボツ1時間弱薪割りしました。
(連続使用は1時間以内と注意書きがあります。)
大きな木でも要領よくやれば結構割れてくれます。
乾燥機なら二つ割りや四つ割で大丈夫ですが、ストーブはもっと小さく割らないと燃えませんね。





一時間弱でも結構割れましたよ。
3日分くらいあるかな?
農産物はみんなが採れる時期は何でも安くなりますね。
どんなに形よいにく丸だって安くなります。
自然相手に(原木栽培)椎茸を生産する私たちにとって、安定して市場に供給することは一番の課題です。

椎茸が凍ったら雨が降るまで全く生育しないことは珍しくありません。
だからと言ってハウスを建てると経費も掛かるしむずかしいものです。

近年はデフレ傾向で、経費をかけても利益につながりにくいですね。
できるだけある設備を最大限に利用し椎茸を供給できるよう知恵を絞って取り組んでいます。

さて、寝る前に薪をくべとかないとね。
(「くべる」って「焼べる」と書くんですね。今日初めて知りました。)


(^-^)ノ~~