防風ネットと散水で寒風対策 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

年明け早々はしっとりした、いい椎茸が採れて幸先良い新年のスタートでした。
その後低温乾燥で冷たい風が吹いたので、椎茸は傘の水分が奪われ縮んでしまいました。



小さな芽は雨が降らなければ枯死してしまいそうです。




椎茸は凍りついても温度が上がればまた生育を始めます。
ところが、乾燥した寒風には弱いです。
びっしょり濡れた椎茸でも寒風が2日も吹けば、ヒダに色がつくくらいに乾いてしまいますよ。
小さな芽は干からびて生育できなくなってしまいます(枯死)。

そこでほだ場の周囲には風除けにネットを張っておくと、寒風による乾燥を低減できます。




年内は雨が多く、風通しを良くするため、防風ネットを張っていませんで
した。
でも、写真のように椎茸が乾いてくると、防風ネットが必要ですね。
今日はとりあえずほだ場の北側にネットを張りました。
防風ネットには3m幅の遮光ネットを使っています。






椎茸は一雨欲しい状態ですが、しばらく雨は降りそうにありません。
そこで、今日からスプリンクラーを回し、にく丸のほだ木に散水始めました。



ほだ木についた芽が潤う程度に散水します。
散水してみると、一箇所に2時間くらい散水いした方が良さそうでしたよ。

これから立春までの間は寒風が吹き荒れると、芽が枯死しないか気がかりです。



(^-^)ノ~~