お盆でお家へ帰ってきたご先祖様をお送りする火が京都の山でともされます。
2年間 一応は点火出来ていても、形にはならなかったものを今年はかつての形に戻しての3年ぶりの点火でした。

直接見る訳でなく、テレビで中継をいただいております。製作はKBS京都さん。京都でしか見ることが出来ません。
その映像を BS12(ツゥエルビ)さんが中継いただけますので、全国から見ることが出来ました。

5つのお山の保存会の皆さんの技能の伝承や、お山の保全があってこその行事です。

祇園祭の山鉾巡行を支える町の皆さんと同じことなのかもしれませんが、山間部の皆さんにとっては山鉾を巡行することは無理かと思いますので、送り火の実施に保存会の皆さんが努力しておられるのでしょう。

大阪から見に行くことはないと言いますか、あくまで 見に行く観光的なものではありませんので、京都の皆さんの思いを感じることだけでしかありません。

もしも、大阪から多くの人が見に行っているとするならば、20時過ぎの出町柳から淀屋橋への臨時特急が出るでしょうけれど、実際には、臨時急行が2本、それも 淀行きという設定の臨時列車でした。

今年は、20時前に京都で大雨が降り大変だったと思います。雨の中でも点火するのでしょうけれども、やはり乾燥している方が良いだろうなと思います。

ご先祖様は また来年、お家へ帰ってこられるのでしょう。それまで、下界が平和でありますように願うばかりです。