甲状腺癌発見 エピソードゼロ | 1992*4##111@Sydney

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2012年8月に甲状腺ガンと判明し、家族、友人に助けられてばっかりです。にのさんのソロ曲タイトルのとおり、皆さんにありがと~っていうブログです。
甲状腺と、片方のリンパ節は、全摘。ですが、いわゆる肺転移なう。でも、南半球から日本に戻り充分元気に暮らしてます。


この7年半、癌のリアクションで一番聞かれたこと。
それは、「どうして、わかったの?」

ずっと書かなくちゃと思いながら、ズルズル…
でも、もしかしたら、今、心配の最中の人、今から、闘う人、さらに、将来闘う人が、少しでも早く発見できたら、と。

2012年1月、一時帰国で、日本におり、乳がん検診の二次検査で、近所の乳腺外来へ。昔から繊維種があり、大丈夫か、みてもらおと。
そこで、先生から、「甲状腺腫れてますね、あ、前にバセドー病。なるほど、でも、甲状腺もエコーしたことありますか?」と聞かれ、
「かれこれ、15年以上ですが、エコーは、一回もないです。バセドー病は、もう、完治のはずで、薬ももう飲んでないですー」てな感じの流れで、まあ、一応、胸のあと、甲状腺のエコーになった。

「え‼️どうしよう」
と、甲状腺エコー始めてすぐ、検査技師さんが…
すぐ、気を取り直して
「先生と話すので詳しくは先生から聞いてください」と。

は?甲状腺?また、なんかあるの?
くらいの感じ。

先生が来て、エコーし、「どうやら、かなり大きな腫瘍があるけど、良性の可能性が高い。でも、針生検したい」と。
断る理由ないけど、結果出るのが、シドニーに帰ってから…
まあ、しょーがない。
麻酔テープみたいなの貼り、喉から、針を一箇所刺し生検へ。
一週間後、両親が結果を聞きに行ってくれ、良性❣️ホッ😍

半年後、7月。なんでだったか、シドニーのかかりつけのGP(オーストラリアは、まず、総合医GPに診てもらい、そこから、専門医に回されるシステム)




DR Torii(写真お借りしました、お久しぶりです😊) に、雑談で、「そーいえば、私、甲状腺に良性の腫瘍があるらしいんです。見つかって、ちょうど半年で、また、一時帰国でわざわざ検査の時間もったいないなーと。でも、一回良性なら、もう、大丈夫ですよね?喉仏〜なんて呼んでますー笑笑」と、話したら、

普段は、ほぼ、感情出さない先生が、一瞬考えてから、

「だめです!検査しましょう」と、さっさと、Chatswood での検査日程決められてしまった。
わ、面倒なことになったー😰と、思い、まあ、しょーがないと、次の週検査へ。

8月の初め、家の近所の、Chatswood Radiology(写真お借りしました、Thanks)で、 ウルトラサウンド(エコー)と、針生検。




ウルトラサウンドの時点で、空気が、びっくりするほど、厳粛になり、え?やばい?と直感。
針生検のときは、検査の先生が、もう、sorryと言ってきた。あ、完全アウトだなと、確信。

針生検、シドニーは、がっつり半身麻酔して、記憶では、10箇所以上、喉に針を刺されたような…
後に、腫瘍が4センチと大きく、いろんな箇所刺したど話があった。

まあ、ほぼ、確定だけど、まあ、GPに結果がいくまでの数日、んー、実は気のせい?くらいになるよーて、ポジティブに過ごした記憶。


ただ、ちょうどそのタイミングに、息子の誕生日…

ケーキを焼いて、歌を歌いながら、心の中で、どうか、来年もこれができますように…て、考えてたこと、今も強く覚えてる。


そうこうして、8/11、GPから、呼び出し、パパが付き添い、話聞いてくれた。検査結果、悪性、とにかく腫瘍が大きいので、早めの全摘、リンパ節切除、あと、その後の声帯の病院など、「どの病院にしますか?」と、いろいろ話あり。

パパの決断は早く、「とにかく、一番早いところで、お願いします。」


私たちが帰ってからも、先生は、甲状腺の専門医に電話し続けて、なんと、8/21の手術室の、一つだけ空いてる枠に手術できる専門外科医を見つけてくれた。


私は、とにかく、ボーっと。

まあ、もともと身体は弱いし、大病も何度か、だから、びっくりはしなかった。

でも、パパが、会社に報告に戻るのに車で待ってるときに涙が勝手に出てきたの、覚えてる。


とまあ振り返っても、兆候なし。ただ、首が太かったかも。バセドーしてなければ、気づいたかも。バセドー病の人注意‼️

ほんとなら、まだまだ、ほっといてしまう流れだった。ラッキーだった🤞


とにかく、甲状腺で引っかかってる人、家族に甲状腺疾患のある人、すでに、甲状腺の薬生活(バセドーや橋本病など)含めて、血液検査だけじゃなく、どうか、まず超音波検査してほしい。

さらに、針生検するなら、一箇所ではなく、数カ所から細胞を取ってほしい。


甲状腺疾患の辛さは、ならなきゃわからないからねー。なんとも言えないしんどさ。がんばりたいのに頑張れないこと。一生続く血液検査と薬…などなど

ならないに越したことはないのです。


日本で発見、でも、シロ

シドニーで、徹底的に検査で、まっクロ


今は両国の医療に感謝してます。

また、改めて手術の違いとか、書きますー