2024年新年のあいさつ | Jazz@Saku

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会社員でジャズベーシストのJazz Man BSakuの日常を暴く!(笑)

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

ジャズの魂を持ちながらビジネスの発展も頑張る1年です。

お世話になる皆様、どうかよろしくお願いいたします。

 

写真は近年毎年お世話になっている尾瀬の宿の前にて昨年の家族写真。昇り竜のような見事な松を思い出して賀状に仕立てました。

 

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初稿では挙げていなかった年頭の所感を追記(1月5日)。

 

新春お笑いヒットパレードを見て、笑点の初笑いが始まるというその時だったね。元旦をお笑いの一日にしようと決めてかかっていたから、朝早く起きて雑煮を作って、みかん食べてお酒を飲みながら名人芸を見て笑いまくっていた。

 

突然の地震速報によって、今思い返すと、自分の気が180度変わった。朝からお酒を飲んでいたにも関わらず、頭はビジネスモードに切り替わり、全国の特に石川地方で働いている仲間や、正月に帰省しているかもしれない仲間がどうしているか、安否確認をしなければ、というモードに切り替わる。それから朝まで、地震速報を見ながら過ごす。幸い仲間の無事は確認できた。

 

でも、その昔、友人と巡った能登半島、特に輪島の火災や、安否確認が取れない穴水や珠洲の町の漁村の方々はどうしているのか心配だった。いまだに大事に使っているメインのぐい飲みは消失した輪島の朝市で気に入って購入したものだし、一人旅で訪れた能登半島の漁村の方の垣根のない人懐っこさは記憶にある。

 

三陸リアス海岸の時もそうだけど、中学生のどこの馬の骨ともわからぬ若造に優しくしてくれた当時の母親衆には感謝しかない。人見知りな少年の心の垣根を取ってくれた。

 

このような感傷めいた感情が沸き立ちながらも、これまでも思っていたことだが、先のことに備えることももちろん大事だけど、一期一会という先人の言葉の表する通りに、この一瞬一瞬に全力をかけ続ける、という人生の姿勢が大切だなぁ、と思った。

 

それは、翌日の人災でも感じた。いまだにその余波の渦中にいる方が多い中恐縮だが、善意で被災地に物資を届けようとした海保の方々、日常が一変してしまった日航機の状況の方々、それらを素晴らしいチームワークと使命で救助したクルーの皆様。なんだか、人間の、人類の儚さとか、命の尊さとか、いろいろな感傷が駆け巡って収まりがつかないというのが現状だ。

 

でも、そんな中、自分はセッションのホストでベースを弾き、集まってくれる仲間と真剣に音を交わした。

 

こういう時は決まって映画 戦場のピアニスト の名シーンが浮かぶ。僕らに出来ることは、人類の永遠の癒しである「音」をしかも、個人が出したいと思って奏でる音と交わり続けることが、できることの一つなんだな、と思う。

 

昼間の仕事でも一所懸命頑張って、働く機会をコツコツと作り続けることが、できることかな。

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ということで、追記でした。