晩生ナラタケ- 11/13収穫
急激に冷え込んでもう新規のきのこはあまり出ないだろうけど、先週2回まとまって雨が降ったので晩生ナラタケがひょっとしたら出てる樹もあるんじゃないかと出撃。
現地着7時、気温2℃。
寒い〜。いつもよりかなり厚着して入山。
ナラとブナはほぼ葉っぱを落としていました。
シャリシャリと歩く度に音がして、何だか寂しさを感じます。
雲も暗く雪が降りそうな感じの中、クマ鈴をチリ〜ン、チリ〜ンと鳴らしながら奥に進みました。気持ち空気が澄んでいてよく響いていたような、、、
最初の出る樹の手前で見つけました!
週末に採った跡がありましたが、その時は幼菌で採らなかったのか脇から頃合いの物が出てます。頂いて、傘だけ採って柄だけ残した先行者の柄も綺麗に取ってその辺にバラまいときました(なるべく樹から栄養分が取られないようにするため)。
そして本命の樹へ、、、
遠目にもものすごい量が見えました!
直径1.5m程あるミズナラの折れ切り株なんですが、圧巻の量です。
半分位は老菌で出てから数日暖かい日もあったようで、虫入りだったり、柄の下部が腐っていたりと株状のままごそっと採って、1本1本分けてナイフで柄を下の方から切って虫が入ってないところまで切り上げたりして収穫したのでえらく時間がかかりました。1時間は居たと思います。
その後、数本出る樹をチェックしました。
まだ幼菌の出てる樹もありました!
クリタケも2ヶ所で採れました!
ムキタケも多少は採れるかと思ってましたが、ダメでした。まあカゴが8割方埋まって重かったのでそれ程熱心に探さなかったのも見つけられなかった原因かもしれません。
ナナフシの幼生?も寒さで動けないようでまだ生きてはいますが、今後どうなることやら、、、
(陽当たりの良さそうな木の窪みに移動させておきました)
ツキヨタケももうくたびれた!と言っているようでした(笑)。
シイタケもすっかり冬子
来春来た時にどうなってるか見るために残しておきました。
センブリも花は終わって、実になってますね。
ヤマモミジの鮮やかな紅葉。
枯れ木の中にこういう紅葉した木がたまにありました!
トリカブトの群生もすっかり枯れました。
ただ未だに葉っぱが青々とした個体も、、、
落ち葉が断熱材になって局所的に温かい場所なのかもしれません。
種子を20粒程頂いて来たので実生しようと思います。
下山12時。
もう一ヶ所、アカモミの生える場所も1時間ほど様子を見て帰りました。
ナラタケの収穫(実際はもう1つ同じサイズのザル(直径30cm)の分量がありました→知り合いに献菌)
アカモミタケとクリタケの収穫
クリタケとナラタケを使ったきのこけんちんうどんを夕食に作りました!
日曜日の夕方から今期の薪ストーブが稼働(24時間、3月までほぼつけっぱなし)。今年は薪が豊富にある(現在の在庫は20㎥、玉切りが100以上、原木も4t程度あり)ので薪なしの心配が無用です。これからの季節は玉切り、薪作り(斧での薪割り)が休日のメインになります。
本日の収穫
ナラタケ 4kg
クリタケ 150g
アカモミタケ 300g
おわり