今度は、深部静脈血栓症 | Baum 香り三昧 

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'13.01月より、卵巣ガン、腹膜播種
術後・転移再発により、がん性腹膜炎 →'14.08に、オストメイト
'16.03月に腸管破裂で末期がんとなり、4月から 在宅療養となりました
今度は、両足が 深部静脈血栓症
これからも、小さな愉しみをいっぱい見つけながら暮らしていきます☆

 

11月は、左足ペタがパンパンに腫れて
カチコチになってましたnamida

10月29日に梅田で映画を観てきた
その夜から急に腫れたのですが

9月の右足の時より、症状の出現期間も長く
また腫れなどの症状も
今回の方が、随分ひどかったです

今回は、左足の方が
右足より、8.5センチも腫れていた

それに、9月はつま先から膝の上まででしたが
今回は左足のつま先から鼠径部まで、全体が
腫れ上がり、痛みました

足の裏まで腫れ上がったので
スリッパを履いても痛いし
病院に行く時には
大きめサイズのスリッポンでさえ入らなくて
困りました

9月は、触られるのは全然大丈夫でしたが
今回は、皮膚もヒリヒリして
触られるのも辛いくらいでした

発熱期間は3日間、それは9月と同じく
38.5度くらい

訪問医に現在の症状について、病院宛に
文書を書いてもらったので
22日は、病院で血液検査(D-ダイマー測定)
足の造影CTの、検査をしてもらいました

私の予想どおりの結果が出ました

がん性腹膜炎が、下腹部や鼠径部を
圧迫してることが原因による
深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)でした足

記憶違いでなければ、だいたいは下記のようなお話でした

両足の鼠蹊部から膝まで
血管の中が、血栓が詰まってるらしくて

ガンはこれからも進行していくから
これからも、9月や、11月のような 症状を
繰り返すそうです


最悪の場合、肺に大きな血栓が飛ぶと
そのまま、呼吸困難で突然死

でも、悪性の癌が原因
(卵巣から、転移して広がったがん性腹膜炎が、
とくに下腹部、鼠径部のほうまで癒着しているのが原因)なので
これからも、痛みや発熱を繰り返すことはあっても
治療もできないし
原因を取り除くこともできないそうです

そりゃそうだふ
私は、もう既に治療のできない末期ガンで
だから、在宅療養になっているのだからえへ
(もしくは、緩和ケア病院へ入院のどちらかです)

敢えて、いま 予防というと、
寝たきりでいることだけ、だそうですベッド

歩くのも、座ってるのも、足を下ろすこと自体も
良くないそうです

原因は違いますが、エコノミークラス症候群と
注意することは、ほぼ同様です

えんぴつ 先生からの注意は下記の通り(あんまり覚えてません・・)

・足に負担がかかるような窮屈な靴を履かないように
・靴底が薄かったり、硬かったりして
負担のかかるような靴も、歩き方も良くない
・車で、長時間の遠出をしない
・できるだけ横になって、足は少しの角度であげること
・足をできるだけベッドからおろさない
・急に起き上がらないこと
・水分不足にならないように、補給に注意すること

それは、これから生きていくのに
自分が何を優先して生きていくか、てことでもあるので

いままでに散々、人間らしい生活をしたいと
言い続けてきた私にとって

それなら、寝たきりのまま、過ごすのはどうかと‥

血栓を溶かす薬剤(血栓溶解薬)を投与すると
私の身体の場合には
どこから、出血するか分からない状態なのだそうです

足のマッサージも止めるようにと
はっきり言われました

だからといって、寝たきりでいても
無事かどうかは断定できないらしいし

D-ダイマーの数値は、上限が 0.9 μg/ml なので
私の、87.20 μg/ml という数値は、 
いま現在で ほぼマックスに近いup かなり高い
数値なのだそうですびっくり

  

memo 静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)とは、
肺血栓塞栓症  深部静脈血栓症を併せた疾患 概念である。

asterisk_04深部に血栓ができた場合は下肢の腫れ(47%)、
下肢痛(26%)、下肢の色調変化(7%)で
血栓より遠位の浮腫などといった症状がでるが
無症状のこともある。
特に下肢静脈血栓は左に起きやすい。
これは左の総腸骨静脈と右の総腸骨動脈が交差しているため、
後者によって前者が圧迫されやすいためである 


asterisk_04体の深部静脈に血栓が出来た場合は

その静脈と周囲の皮膚に炎症を起こし、

血栓性静脈炎  を引き起こすことがある。

asterisk_04血栓が飛んで肺塞栓を引き起こすと、呼吸困難  (73%)、
胸痛(42%)、冷や汗(24%)、失神(22%)、動悸(21%)、せき(咳)(11%)、

血痰(5%)等の症状が起きる。

また、静脈怒脹、血圧低下、意識消失なども生じ、

急激かつ広範囲に肺塞栓を生じた場合は

心肺停止  となり、突然死する。


asterisk_04水分補給が不足すると、血液が正常の状態より濃くなって
固まりやすくなります

asterisk_04弾性ストッキングを履くことも予防のひとつです

memo 癌が体に潜んでいると血が固まりやすくなり
血栓症を起こしやすくなると言われています


がん(癌)を患うと静脈血栓塞栓症になりやすいと言われています。

がんが産生する様々な因子が血液が固まりやすくなることや

がん細胞が急に増殖するため血管の壁に傷をつけることで

血栓は形成されやすくなります。


近年は日本人でも度々見られるようになってきました。

昔(1865年)、トルーソー医師は遊走性の血栓性静脈炎が

癌を患っている患者さんに見られることを報告しましたが、

その2年後、トルーソー医師自身にこの症状が現れ

死期を自覚したと言われています。


トルーソー医師はその6ヶ月後帰らぬ人となりました。

癌に伴う血栓症がみられたとき

「トルーソー症候群」と呼ばれるようになりました。

癌と静脈血栓塞栓症は密接な関係にあります。


・・・・・・・・・・

また、足つぼの一つのご意見として
参考までにプロのお話を伺わせていただくことができました

私自身が今後どうするか、そして何を選択をしていくかは
家族とも相談の上決めるかも知れないし
もしかしたら、私の独断と偏見で決めるかもしれませんが
検討してみますね

ありがとうございましたブタ  
                                            Baum

memo プロの意見Next・・・・・・・・・・

深部静脈血栓症の場合は、
確かに血栓が飛ぶ可能性があります。

特に寝たきり状態が長くなると血栓ができやすくなり、
足を動かしていない状態の方の足をもむと
飛びやすくなるのではないかと思います。

医師の指示でマッサージが禁忌事項として出されているのであれば、
ご本人も。さんも辛いでしょうが、
指示に従う方が安全で賢明なのではないかと思います。
もちろん、ご本人の生き方の問題やご家族の意向もあるでしょうが、
診察をして治療をしている医師が止めている事を、
「大丈夫だろう」という推測だけで行うのであれば、
それだけの覚悟が必要になります。
医師の制止を押し切ってでもやって、
その結果の責任を負う覚悟と
ご本人やご家族の理解(覚悟)があるかどうかを
自問してください。
 
ただ、今まで受けていた施術が受けられなくなるというショックは、
ご本人の心身にかなり影響すると思います。
そこは、しっかりとした説明とメンタルケアを
アフターフォローとして
していくしかないのではないかと思います。
私たちは、足を通して心をもんでいます。
やむを得ない状況で足をもめなくなった時は、
心を通して足をもむしかありません。
以上、お辛いでしょうが、参考にしていただければ
と思います。