まだ、私が幼かった頃
『魔法』というものに、強い憧れを抱いていて
いつか私は『魔法』を使って、何処までも続くこの大空を飛びたい。
といった夢を想い描いていました。
今、思えば
『魔法』は非現実的な空想の産物。
幼い頃描いた夢が、馬鹿馬鹿しく思えてしまいます。
しかし、本当にそう言い切ってしまっていいのでしょうか?
農業高校に学び
直に『植物』と触れる事が出来るこの環境で
私は、ようやく気付き始めました。
実は、『魔法』というのは
意外と身近にあるのです。
その『魔法』は、色や形もなく、目に見えない。
直接心に伝わるから、とても綺麗で優しい。
不思議と心が穏やかになる。
一見、『魔法』と言い難くも思う『魔法』を
『植物』達が、人に使っているのです。
ただ、その『魔法』に人が気付かない程
日々、時間に終われ
発展向上の為『植物』を疎ましく思い始め、森林伐採。
それこそ『魔法』が、『植物』自体が
非現実的な空想の産物になってしまいます。
時間に流されるだけではなく
少し時間に余裕を持ち、『植物』に触れてみて下さい。
今まで感じた事のない優しさが、伝わってくるはずです。
身近な所で『植物』が『魔法』を使い、私達に語り掛けている───
もしかしたら、まだ幼かった私は
『植物』が『魔法』を使える事を知った上で
あんなにも『魔法』に憧れを抱いていたのかもしれません。
それに、幼かった私の考えが
今の私には、馬鹿馬鹿しく思えてしまっていても
心の奥底では、幼い頃描いた夢は叶う。
と、信じていたりします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
国語の授業で書いた作文です。
福嶋先生の授業を受けて感じた事の集大成になってます。
この『魔法』を人が使い、相手を笑顔に出来たら
世界はきっと幸せですね。
関連記事
*ブログランキングに参加しています↓応援クリックよろしくお願いします*