人の思考 | 弁理士kの 「ざっくりブログ」

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弁理士試験(本試)をざっくりと解説します。
その他の所感をつれづれと

長年弁理士試験の講師をしていて気付いたのだが、

世の中には、「絵(画)」で思考する人と「文」で思考する人がいるようで、

 

おそらく私は、絵で思考していると思う。

 

絵で思考する人の最大の欠点は、自分の考えを表現することが
へたであるということ。

特に、弁理士試験では絵を描いて説明することができず、
文のみで表現する。
その後、口述試験も文のみでの勝負である。

ですから、短答はそこそこで合格するのに論文に四苦八苦している人は
絵で思考する人なんじゃないかと思います。

しかし、幸いにして弁理士で扱う「文」の量は限られているので、
自分の頭の中にある絵と合致する文をレジュメなどから見つけ出せば、
何とか論文にまとまります。

絵で思考する人は、自分の特性を理解した上で勉強を進めていくと
捗るかもしれません。

ちなみに、文で思考する人の論文を絵で思考する人が判断すると点数が悪くなりがちであり
その逆もありますので、
できる限り文で思考する人の文を集めて絵による思考を表現した方が、
良い論文になります。

で、上の文を見てください。絵で思考する人間の文がいかに稚拙かが分かるでしょう。

で、おそらく短期合格できる人は、絵と文の両方で思考ができる人だと思います。
そのような人を10年で数人、お目にかかりました。

はっきり言って、シングルコアがクアッドコアやオクタコアに勝てるわけがありませんorz