こんにちは、


今朝から冬時間となり、朝から慌てた1日がスタートしました。


それというのも毎年お手伝いをしている、サロンデュショコラの日本のブースでの仕事があったからです。


チョコレート中毒な私が楽しみにしているイベントですが


チョコレートの移り変わりや、消費者の嗜好を身近に感じられる興味深いサロンでもあります。


パリ南部に位置するポルトドヴェルサイユの展示会場は、朝から物凄い人の行列!

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毎日17時に始まるファッションショーに使われる各デザイナーのドレスの数々。


この頃になると、お客様が一気にショーに集中して、買い物がし易くなります。


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年々増える日本食材を使ったショコラ。
こちらは抹茶と山口県岩国の酒、「獺祭」の2割3部が贅沢に使われたもの。


今日は有名パティシエChristophe Adam 氏も気に入って購入して下さいましたよ。


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そして獺祭の飲み比べ。
パリに来て知る日本酒の味!
(恥ずかしながら、日本酒の知識はほとんどゼロ、真っ白な状態で出逢うことの出来た貴重な機会でした。。。)


精米度の違いでこんなに味が違うなんて!


フランス人は"Sake "と言うと、「強いアルコール」と認識している人が多くて、イメージを払拭するのが一苦労です。


ワインがアルコール14-15度に対して、このお酒は14-16度と、ほとんど変わらないのです。


日本人が良いチーズに出会わずに、ヤギのチーズが好きじゃないと思ってしまうのと同じように、良い酒を飲まないで、最初のイメージが固定されてしまうのは本当に残念なことです。


私もきっと若い頃、こんな純米大吟醸に出会っていたら、きっと日本酒愛好家になっていた事でしょう。。。(^^)


サロンデュショコラのお陰で、日本伝統的な飲み物に至るまで発見がありましたよ。


カカオの産地によるチョコの味の違いも大変興味深い。

アフリカ、南米のみならず、ベトナム、インドネシアでもカカオが作られているのですね。


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話題のYann Courveur 氏が今年の大キツネをプロデュース。


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こちらのキツネ型ケーキはパリのショップでは12月から販売するそう。


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そして毎年お馴染みの辻口氏のデモンストレーション。


今年は20もの日本のメーカーが出展して、日本独特な食材を使った日本人シェフによるワークショップもあります。


フランス人ショコラチエもワカメや、黒米、柚子、ワサビ入りのチョコレートを作っているのですから、食の流行がいかなる物かがわかります。。。


食の都リオンに住む友人が話していたけれど、リオンでは、シソや柚子は普通にマルシェで買えるそう!


誰かのアップするfacebookの和食の写真に郷愁を感じて時々寂しくなってしまう私としては、なんだか不思議な気分。


もはや国境やら海などないような、日本が近くに思えた1日でした。。。