こんにちは、
この秋のパリ市内、ジャポニズム2018のお陰で、気になるイベントが沢山計画されていて、なんだか忙しい(^^)
10月になるのに気温も高くて、お出掛け日和です。(^^)
さて先週も、エレーヌの刺繍のアトリエに参加して来ました。
素敵な秋の雰囲気、絵画を彩るようにひと針ひと針、美しい色を重ねました。
シックな紫のプリント生地の上に、
大胆選ばれたラメや2色使いの糸を刺してゆきます。
糸だけ見ると、ちょっとエキゾチックでビックリしてしまいますが、
絵に載せると、とても繊細でエレガントなので不思議です!
作業をしながら気が付いたのですが、プリント地の上に刺繍を施す時、全面をキッチリ埋めようと思う必要はありません。
編物でも、グルーデコ®︎を作る時も同じことが言えると思いますが、キッチリして性格が仇となることもあります。(^^);
埋め過ぎないゆとりある空間が、美しさを引き出すのです。
そんなことも彼女に教わりました。
昨年のパリ、針の祭典で出会い、
それ以来、彼女の生み出す刺繍の世界に浸っています。
穏やかな彼女の醸し出し雰囲気も好きです。
今年パリポルトド ヴェルサイユで行われる「création savoir faire 」に参加すると言っておられましたよ。
是非是非、彼女の作品を見て欲しいです。
彼女のインスタグラムです。
彼女はパリ在住ではないのですが、毎月一度刺繍のアトリエを開催するためにパリに来ています。
毎回総勢8人ほどで3時間、針を動かしています。
好奇心がむくむく湧いてきて、年末に向けて作りたいものも沢山あります。
地道に製作しています。
この好奇心だけをエネルギーに替えて、今までここで生きてきた気がします(^^);
作りたい物の事を考えると、いてもたってもいられない気持ち。
何時間でも疲れることなく、集中して何かを作っていられる!
私の長いフランス滞在も、そろそろ先が見えて来ました。
ブログもいつまで書けるか分かりませんが、この地で残された時間、自分に何が出来るか?
ここでしか出来ない事、
ここでしか出会えない人、
ここでしか観れないもの、
ここでしか経験出来ない事は何か?...などを考えながら、
今後も貴重な時を過ごしたいと思っています。。。
革紐とファスナーを取り付けて、ミニバッグとなりました。