こんにちは、
先週、アトリエグルーデコ®︎を開催させていただいて、
今年一年の仕事納めでした。
毎回楽しみにして下さる方がいて、
本当に嬉しいです。
アトリエや展示会で、いつも意識して製作する物の1つは、イアリング。
ヨーロッパの女性はみんなピアスを開けている印象がありますが、
意外に若い方々もイアリング派がいるのです。
ご年配の女性となると、さらに少し確率は高くなります。
みなさんイアリングをつけたい!
そんな気持ちはあるのに、好きな物に出会えない。
出会ったとしても、付けていると痛くなる。。。
揺れるピアスのようなデザインを付けてみたい!
けれど、そんなイアリングはあまりない。。。
そんな共通した意見を持っておられます。
前回の展示会で、面白いなと思ったことは、
美しいロングヘアの30代くらいの女性が、
どのデザインを選ぶか迷っていたところ、
(バネ式クリップか、フランスには無いシリコンタイプか)
ショートヘアのこれまた美人な方が横で、イアリングを試している。
私の手持ちの鏡は1つしかなくて、
交代で見ながら、あれこれ2人で悩んでおられました。
私を交えて3人で
「貴方のイメージにはこっちの方が良いわ」などなど、
初対面とは思えない親しさで、
和やかに、悩める時間を共に過ごしたのですが(^-^)
こういう時フランス人は、本当にハッキリと
自分の意見を言うことが出来るなと思います。
購入する本人がどっちが好きかな?なんてあまり意識せず、
自分の思ったままを意見するという感じ。
これは私の個人的の考えですが、
学校教育で自分の意見を述べることを繰り返し訓練し、
それを人前で発表する機会が沢山あるので、
知らず知らずに、物怖じせず自己主張が出来るようになるのだろうなと思うのです。
もちろん、人の気持ちを害することなく。
私が受けた頃の日本の教育は、暗記中心で記憶力は養われたけれど、
発言することは、かなり苦手でした。
けれど、購入する方も自分の意見第一なので、
お隣のお客様の言葉を受け止めてはいたけれど、
最終的には、自分の決断した違う品を購入されました。
とにもかくにも、国籍年齢に関わらず、
洋服やジュエリーを選ぶ時間は格別!!
そんな選択する時間を一緒に過ごせて嬉しい!
そんな時間が、とても好きです❤️