こんにちは、

 

 

昨日は、私の学校の初登校日でした。

週1回、朝から夕方までオートクチュールのパターンを学ぶ

このクラスは服飾専門の高校内の一室を借りて行われます。

 

 

フランスでは、通常中学三年生の終わりに、

自分の進路を大まかに選びます。

 

 

 

キュイジニエ、パティシエ、クチュリエなどの専門技術は、

大学に行かずに、高校からCAP(専門技術の資格、約200もの職種があるらしい!)

を取得することが可能です。

 

 

そんな服飾を仕事にしたい若者が通う学校で、1日必死に勉強しました。

(特に大事なことを聞き逃さないように、アンテナを張り詰めていました^_^)

専門用語が難しいのですが、他のフランス人達も知らない言葉があって、

少しホッとしたり。^_^;

 

 

私の参加しているクラスは、大人のためのクラスなので、

自分のブランドを持ちたい人や、既に他の職業についているけれど、

高い技術を習得したい女性達が参加していて、とても親近感を感じました。

 

 

その道25年の、有名メゾンで働いていた素敵なマダムが先生です。

ポニーテールに、ゆったりしたニットに

、黒のスリムパンツとロングブーツを履いたカッコイイ先生。

 

 

その先生のお話がいちいち興味深い!

彼女がGAPに行った時は、自分のサイズは36(日本サイズの7号)だけど、

Jennyfer (女子中高生ぐらいのブランド)へ行くと44(日本サイズの15号)

になってしまうそう。

 

 

同じ体型でも、ブランドによってこんなに違いがあるのです。

女性はいつまでも、美しいラインを保ちたい、

出来れば小さな服を選びたいと願う消費者を喜ばせる、マーケティング。

特にGAPはアメリカの会社なので、大きなサイズ展開なのかもしれませんね。

 

 

まずは生徒同士で、それぞれのサイズを採寸します。

私の相手はモデルのような体型の20代後半の女の子。

胴があり得ないくらいに短い。。。

順って足が神のように長い。。

 

人種、年齢でこんなに大きくサイズが異なるのに、

今までなんといい加減に洋服を選んできたことでしょうか。。。

 

 

薄着になっての採寸で、

相手が不快にならないような測り方も教わりました。

 

 

そんなこんなで、楽しい仲間と大変興味深い時間を過ごしました。

 


来週は豊富な服飾資料がある学校 図書館で待ち合わせです。(^^)


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こんにちは、

 

 

気品あるフェミニンな女性のための

スワロフスキーのビジュー、

『Kiraméki』です。

 

 

昨日から雪景色のパリ近郊です。

今日はグルーデコ®︎アトリエを開催する予定でしたが、

交通が麻痺している為、来週へ延期となりました。

 

 

 

せっかく出掛けて下さっても、お客様が家に帰れなくなると困ります。

こういう時は無理はしない方が良いです。

 

 

 

窓から雪を眺めながら、のんびり編物をしています。

 

  

もうすぐ在仏10周年を迎えるのですが、

今のところ1度も私は、パリで危ない目に遭ったことがありません。

 

 

唯一、後から恐怖を感じたことは、

渡仏3日目のある日、当時5歳と、8歳の子供達を連れて、「エッフェル塔を観に行こう!!」と3人で勇んで出掛けた時でした。

 

 

引越し荷物もそのままで、テーブルも椅子も無く、

段ボールに囲まれて生活していた頃です。(^-^);

 

 

 

4,5駅で降りれば、乗り換え無しで

直ぐトロカデロ(エッフェル塔の前の駅)に到着する地域に住んでいました。

 

 

乗り込んだ電車が、ある駅で停車して、アナウンスが聞こえたのですが、

フランス語が分からず、私達は乗ったままでした。

 

 

再度動き出したと思ったら、黒人のマダムが何か叫んでいるではないですか!

「まだ子供達が乗ってるわよ〜!!」

 

そう言ったに違いありません。

直ぐに電車は止まり、混乱して降りる私達。。。💧

 

そしてやっとその時点で、反対方向の電車に乗ってしまったことに気付いたのでした。

 

もうちょっとで車庫に連れて行かれるところだったのです。。。

 

危ない危ない!語学力がないという事は、

一歩間違えれば、命も落としかねない!

好奇心もほどほどにせねばと、大反省したのでした。。。

暗い電車に閉じ込められた親子像を想像すると今でも、ちょっと怖くなります。

 

フランス語をしっかり学ばなくては、と決意したのは言うまでもありません。

 

けれどその後、あのマダムは私の御先祖様が遣わせた使者か?

と、何か大きなものに守られていると感じました。

その後、彼女は親切にトロカデロに行く電車を教えててくれました。(^-^)

 

 

そう、日本にいた頃から変な人や危ない人には敏感でした。

特に若かったせいか、電車の中で痴漢やら、

卑猥な言葉を発する人に遭ったり、良く考えたら日本の方が危険だったかも⁇

 

 

フランスには酔い潰れて寝てる人はあまりいないし、

(一部の路線には朝から酒くさいおじさんがいたりするけど)

 

 

ピックポケット集団の少女達は服装に特徴があるし、ギラギラした目で獲物を狙っていて、見れば直ぐにわかるので、距離を置くことが出来るし、財布を取られる前に回避する事が出来る。

(こちらの集団に囲まれると、大きな男性でも太刀打ち出来ないそうです。)

 

 

変な雰囲気を醸し出していると感じたら、

素直に直感に従うようにしています。

 

 

違和感を感じたら車両を移動したり、知らない人と2人でエレベーターに乗るのを避けたり、

大草原で暮らす野生動物のように、自分の勘を信じて行動することにしています。

 

アンテナを高く張り巡らせいるので、少し疲れます。。。

 

危険だけでなく、良い出会いを感じる時ももちろん従いますよ〜

 

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新しく入荷したヨーロッパ製のグルーデコ台座。



使用したスワロフスキー:スモーキーグレーオパール


 チェーン:ファインシルバー925の金メッキ加工

 

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こんにちは、

 

 

大寒を迎えて、フランスも冷え込んで来ました。

その上先週土曜日は、10回目のマニフェスタシィオンgilets jaunesが行われました。

 

毎回閉鎖される駅があるので、

土曜日にはRATPのサイトで、メトロやRERの情報を見てお出掛けするのが、通例になって来ました。

 

無駄な外出は避けたいところですが、 じっとして居られない!

1年に2度のビジョルカ(プロフェッショナルのビジューの展示会)

の日ですからね〜

 

 

年末に無くなった材料を追加するために、

また、新たな発見をするために、出掛けて来ました。

 

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毎年通常、一階が素材を購入出来るコーナーで、二階にジュエリーや時計の会社が、出来上がった品を展示しています。


今年の招待国は、ブラジル。

鮮やかな大胆なジュエリーが国民性を表しているようです。

 

そして、地元神戸の真珠会社が何社かまとまって、今回初参加しておられました。

 

 

展示コーナーは写真禁止となっているので、素敵なバロックのアコヤパールもとらずじまいでしたが。。。


貴重な日本のアコヤがパリで紹介されて、誇らしい気分でしたよ。


真珠の細かい穴あけ作業について、詳しくお聞きすることが出来ました。

流石プロですね〜

 

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そしてグルーデコ®︎の面白い資材が見つかったし、

今週のアトリエでも紹介出来そうです。

 

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素材を眺めているだけで、1日を過ごせそう! 


インターネットが充実している現在、どの国に居ようと様々な素材が手に入りますが、やはり微妙な色合いや、形、雰囲気は手にとってみないとわからないです。


特にファインシルバーの金メッキについては、あまり黄色過ぎない上品なゴールドを使いたいので、直接見るのが一番です!

 

そして、一番興味深く観るのが、ディスプレイ。品物に合う見せ方は千差万別!


ユニークな飾り方をしていると、商品が良く見えなくても、引き寄せられてしまいます(^^)


(目が悪くて遠くがあまり見えないんですが、ケーキ屋さん?かと思うようなショーウインドに、近づいてみたらジュエリーが並んでいたのには驚きました!)


侮るべからず、ディスプレイ!


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三連のヴァレンタインのプチコリエ。 

 

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こんにちは、


例年に比べると暖かいパリ近郊ですが、冬はお家でぬくぬくするのが心地良いですね。


さて、年末から新しい技術を習得したくて、良い学校がないか探していました。


友人のクリエイターに尋ねたり、展示会を訪れた際にアーティストに直接聞いたり。

パリには様々な分野のアート、モード、手工芸を大人になっても学べる学校があります。ジャンルも細かく幅広く、迷ってしまうほど。。。


内容、期間を吟味して、私に合う学校が見つかりました。


フランスに暮らしで、初めて履歴書を書きました。(^^);

インターネットで色々書き方例文を調べました。



どの表現が審査員の心を掴むか?その点に注意しながら、推敲を重ねました。


日本の履歴書は中学高校大学名を記載しますが、フランスは最終学歴のみ。

そこで何を学んだか?ディプロムは何を持っているか?を重要視しているようです。


そしてモチベーションレターも書いては消し、何度もやり直しました。

フランス語で書類作成することは、途方もなく難しい事のような気がして、一瞬諦めようかと思いましたが、こんなことで諦めている場合ではありません!


友人のフランス人に自分の状況を話したら、「あなた新しい環境が怖くないの?」なんて言われましたが、


新たな事を始めると決めたとき、好奇心の方が強すぎて、恐怖心はあまり感じていないのです。むしろ学ぶことを想像するとワクワクする!


怖く感じるのはきっと初日かな?(^^)


もちろん新しい事を始めると決める前に、色々考えるのですが、

これをやらなかった為に、人生最後に後悔しないか?

多少遠回りしたとしても、お金がかかったとしても、価値があるか?一生使える技術か?自分を楽しませるのか?

その辺は私にとって大事なポイントです。


そして最終的には、たとえ失敗したとしても、家族が死ぬ訳じゃないし、行くしかない!となる訳です。


若者じゃなくても、フランスで沢山冒険して来ましたが、これからもまだ続きます(^^)


そんな風に出来上がった志願書のお返事が昨日届きました。


2月からモードの学校に行きます!


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日曜日の朝の静かなトロカデロ広場。

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