紅麹(ベニコウジ)は、麹菌の一種である
モノアスカス・ピルケウスが米などの穀物に発酵させたものです。この菌は天然の色素であるモナコリンK(別名:ロバスタチン)を生産し、これが紅麹特有の赤色をつけます。

 紅麹は中国や台湾などで古くから食品や酒の製造に使用されてきました。また、その色鮮やかな赤色から 「食用色素」としても利用されます。

 最近では、紅麹に含まれるモナコリンKが
コレステロールの生成を抑制するという研究結果から、健康食品としても注目を集めています。
 しかし、大量摂取による副作用の報告もあるため、摂取量には注意が必要です。