$どーも、僕です。滋賀の安土中江隆史のアメブロ                ~お帰り世界一周ブログ~マサイ族の観光用集落
部族の持ち回り制で担当するらしい。ツアーでここに訪れるだけで1組50US$
貴重な現金収入源となっている。宿泊も可能。タイヤを靴底のしたスリッパを履いていたりする





ここで私たちが考えておけなければならにことは、ツアーに含まれる代金と報酬
要するにチップのことです。

現在キリマンジャロ国立公園の入園料が522US$らしい
http://www.cvjapan.org/w/2010/04/10/2010020kilima-njaro/
これは年々増加していて以前は、登山のツアー料金自体がそのような値段だったりします。
こっちは、タンザニア政府のオフィシャルHP

政府によると2008年6月現在目安として、1日
ポーター - 10米ドル コック - 15米ドル ガイド - 20米ドル
と定めている。
あくまで目安で、ツアー料金の10%とするところなど
他にももっと安く設定されているところなど様々なのでその辺は個人の満足度で。



タンザニア政府の場合は、なんだかきな臭い話があるようで少し事情が違うみたいですが
サファリツアーにおいてもガイドと話してみると
これは、世界のレジャー産業において共通することのようでこれからも下がることもないと思います。

南米最高峰であるアコンカグアでいうと今年の入山料は、
サミットを目指す日程で最もメジャーな期間である2週間で1200アルゼンチンペソとなっています。

アルゼンチンペソの振り込みのみとなったので過去との比較がややこしいのですが
以前は、1ペソ1ドルとの固定相場制のときですが1998年には80ドルのときもあり
計算しやすいために現在のレートをおよそ1ドル3ペソとしても400US$
つまりこの10年の間に5倍にもなっています。
まあGDP成長率やインフレもあるんですが。
まあ、高騰するレジャー産業の世界的な潮流については自分自身あまり調べてないので
別の機会として。

ガイドになるには、半年間専門のガイド養成学校に通いようやくガイドになることができるようです。
ツアー会社は乱立する傾向にあり顧客を奪い合う形となっています。
そのため後発型の会社は、価格での競争という形になります。
その低価格を支えるのが地方からの出稼ぎ労働者です。
彼らの歩むファーストキャリアがポーターという職業ということになります。
言ってしまえば英語が話せなくとも荷物さえ背負えることができればいいという
ある種代わりがいくらでもいる状況の中

ツアー会社の渡す報酬は必要最低限のものとなっています。
命の危険にさらされるという職業にありながら
唯一の資本が自身の体のみで、
怪我や体調をくずしたときには、完全に収入が断たれることとなります。
それを仕事としている以上そのリスクを承知の上なのですが。

そして、印象に残ったことは
彼らの環境や生態系への意識が高いということです。

欧州や北欧では、ゴミのない綺麗な都市というものを思い浮かべますが
決してそんなことばっかりではありません。
むしろそれは、社会整備が整っているからそのような状態となっているだけで
普通にポイ捨てもしまくりよるし、片づけないやつも沢山います。
僕のイギリスの友人は、そういうこと仕事をする人がいるからいいやんみたいなことを普通にいいます。

しかし、この山のうえでは、レンジャーはもちろんガイドもポイ捨てなんかしません。
むしろそういったことをするのは、外国人だけです。
また、お恥ずかしい話なんですが高山病対策のため毎日大量に水を飲んでいたため
トイレが我慢できなくなって脇道でいわゆるたちしょんをしたのですが、
そのたちしょんですら生態系にあたえる影響というものも話しできることができました。

このような一歩山を下りればコーラの蓋やプラスチックが道路に転がっている
いわゆる発展途上国なんかにおいても
このような高い認識が備わっているのは、
彼らがきちんとこの山のことを理解しているからで、観念として神聖な山という認識はもちろん
おそらく資産であるということも把握していると思われ
こういう感覚っていうのは、とっても大事なことだと感じました。

まあ何は、ともあれ見事登頂を果たした際には、この飲み口爽やか
キリマンジャロプレミアムラガーどうぞ!

このビールはダルエスサラーム港を経由して各国へ輸出されていくようです。

$どーも、僕です。滋賀の安土中江隆史のアメブロ                ~お帰り世界一周ブログ~

ガイドに関して言うならば、単純に山登りだけをサポートするだけのガイドもいるし
生息する動植物まで解説しながらガイドしてくれる人までいるので
そういった要望があれば事前に申し出て手配してもらうことも可能です。
300年もいきるという植物や、熱帯性の鳥、まるで鉄の上を歩いているような硬質な地質
高度遷移の中での植生の変化など熱帯から-20℃の変化はそれだけでも魅力です。

なかなかチップという習慣のない日本においてなかなか適切な額を決めるのは難しいけれど
仲間とともにどこが良かったかを話し合ったり
サービスを評価し対価を支払うというのもなかなか面白いもんである。
きっと良いサービスといものは、お互いにつくりあげていくものだから。

キリマンジャロの歌

ふもとにあるキリマンジャロクリスチャン医科大学には、日本の学生もいるらしい。

お金、貯めてる?


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