どーも、僕です。滋賀の安土中江隆史のアメブロ                ~お帰り世界一周ブログ~
ウフル・ピーク(5,895m)ガイドとともに/
雨季の入り口で周りは雲。晴れていればサファリの大地が眼下に広がる



その日は、最初からおかしいとおもってたんだ。
泊まっているゲストハウスに迎えの4WDがきたときに4人も乗っていた。

普通ガイド、ポーター、コックの3人が基本なのに!

まあ、多い分には問題ないかと思いつつスーパーに寄ってお菓子買って
いよいよ登山開始

ゲートで名簿にサインして、確かに一時間までは一緒に登ってたんだ
ていうかガイドと言われてたソレは、始めから距離をとって歩いてやがった

それからしばらくして他のツアー客のために薬を取りにいくという
わけのわからん理由をつけて去って行った。
実質ガイド役をしていたのは、他の人間だったので問題もないので
恐らくこいつのライセンスを使って登山許可を取ってるんだろうなと思いつつそのまま続行することにした。

--------山に関する詳細なデータや写真は、まさかのカメラの電池がなかったってこともあり
             持ち合わせてないのでその辺は他の方のブログで見てください----------------

昼ご飯は、ランチボックス<チキン・サンドイッチ・ゆで卵・パックジュース>
晩御飯、ポップコーンorフルーツ、トマトときゅうりのサラダ、ベジタブルスープ、パスタorアフリカンライス
朝ごはん、ポップコーン、豆のスープ、パン<ジャム・ピーナッツバター>
これに、キリマンジャロコーヒー、ココア、紅茶を毎日ガブガブ飲みます。
朝と夜には体や顔をふくためのお湯を洗面器にもってきてくれます。

ガイドがいってたことは、
スワヒリ語でポレポレ(ゆっくりゆっくり)、マジ(水)を一杯飲む、飯を食え
ご飯は、食べきれないほど沢山でるし美味しいものの少々塩辛い

これら身の回りのこと一切、荷物・食事・テント設営に至るまで
ガイドとポーターが全て行ってくれるので、回復に集中することができます。


どーも、僕です。滋賀の安土中江隆史のアメブロ                ~お帰り世界一周ブログ~
多くの人が飲むことになるであろうキリマンジャロウォーター 
残念ながらコカ・コーラ社


毎日キリマンジャロを登って、キリマンジャロに沈む夕日を眺め
キリマンジャロに流れる水で沸かしたご飯を食べ、キリマンジャロに眠る

身も心もキリマンジャロに染まっていくころ
いよいよ登頂を目指す日を迎えることに

それまでは、多少体力的に疲れるということがあってもそれほどの負荷はかかりません。
高度においても4000mを超えるところまでしかないため高山病になることもないでしょう。

しかし。勝負は、ここからです。
アタック当日は、深夜0時頃出発するのでこのリズムをつくりあげておく必要があります。

前日は恐らく昼過ぎから~午後3時までには、キャンプポイントにつくでしょう。
それから夕食をとり、仮眠をするのですが
ここで、いかに体を休めることができるかが登頂の成否を分けるポイントになるかと思います。
だからこそ、それまでの準備が肝心となるのです。

初日からこのタイムスケジュールを見越しガイドと相談したうえで
計画を早め早めに設定しておくのがお良いでしょう。
このため初日の夕食のときにでも、もってきたお菓子なんかを分けてあげたりしながら
しっかり話して信頼関係を築いておくのがいいかと想います。

ガイド以外は、あまり英語も話せないでしょうが
テントをのぞいたり食事を作ってもらっている様子を見せてもらったり
一緒に食事をするといったことだけでも随分通じ合うものがあるかと思います。

そんなことをいうのは、少しでも成功して欲しいと想うからです。
アタックの日だけが苦しいといっても言い過ぎでないといえるでしょう。
特に御来光を眺めるポイントから頂上まで最後200mほど登るのですが
これが本当につらい。
わりと平坦な道なんだけれどもいつまで歩いても頂上に辿り着かなくて
一歩一歩踏みしめながら歩いて行くのは耐えられないもので
実際多くの方がこの最後の一歩を断念されます。

それ故、たどりついたときの感動はひとしおで
恥ずかしながら僕もうるっときました。

日本人にとってなに諦めるということは悪いことのように考えられがちで
それは登山においても同様に考えられているようです。
それ故、無理をしてしまい、結果として重大な事故になってしまうというのが
他の外国人に比べ日本人には多いみたいです。

今回が駄目でも、次回がある。命があればチャンスはある
山登りにおいてとても大切なことのようです。

だからといってすぐ諦められるもんじゃない
少々の頭痛ならバファリンとか飲んで寝てしまうのもいいかと思います。
寝たら治ったなんてことはよくあることです。

そして、ぼくたちは山をおりて登頂証明書をもらい
偉大な登山家たちと名を連ねるのです。

その日ふもとで買ったコーラを飲みながら
街にもどる途中のコーヒー農園に挟まれた道を走った風景は忘れることができません。
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とここで終わりたいところですが、まだ大事な大事なチップの話があります。
ツアー会社とガイド、ポーターとのことなど僕らが考えないといけない大切なお話。
でもまあ、それは次回へと続きます。セレンゲティやンゴロンゴロでのサファリと共に。
モンブラン山とアコンカグアの登山記録についてもいずれ。
なりそこない王子 (新潮文庫)/星 新一
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ちょうどいい分量とSFの世界観山登りにはショートショートが最適だと僕は思います、
実際山の上でこれ読んでました。
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