ジェンティルドンナ 現役引退から1年。 | Rosen Konig ローゼンケーニッヒ

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ブログタイトルは、シンボリクリスエスと、ローズバドの仔である、サラブレッドのローゼンケーニッヒ(ドイツ語で、薔薇(バラ)の王という意味・牡・毛色・黒鹿毛)に由来しています。

 

 

 

 

ジェンティルドンナとは、イタリア語で、貴婦人という意味。

貴婦人のように大きく育ってほしいという願いが込められている、鹿毛の女の子のサラブレッド。

それがジェンティルドンナです。

ジェンティルドンナが、引退したのは、2014年12月28日のこと。

当時・ジャパンカップで、3連覇の期待がかけられていながら、エピファネイアの4着に敗れ、3連覇はならなかったのですが、疲労の色が隠せなかったのです。

そして、12月28日・中山競馬場で行われた、第59回・グランプリ 有馬記念で、ヴィルシーナ・トゥザワールド以下を抑えて、見事に優勝した、ジェンティルドンナは、有終の美を飾りました。

ジェンティルドンナは、父・ディープインパクト、母・ドナブリーニです。

有終の美を飾った、鹿毛の女の子のサラブレッド・ジェンティルドンナは、ハッピーエンドカップ後に行われた、引退式に挑んでいました。

2011年のデビュー以来、19戦10勝の成績を残した、ジェンティルドンナ、ドバイワールドカップ・シーマクラシック 2014を制覇した時の姿で、中山競馬場の本馬場に入場し、最後の行進をしました。

ジェンティルドンナの、蹄が歩めては、大きいいななきを鳴らしていました。

引退式では、馬主の、サンデーレーシングの方があいさつをしました。

ジェンティルドンナの鞍上を務めた、ジョッキーが次々と集まり、当時の活躍ぶりを振り返っていました。

ジェンティルドンナに、首飾りの花が贈呈されて、引退式は滞りなく、進んでいきました。

時折、しりっぱねをする一幕もあった、ジェンティルドンナ、最後は口取り式を行って、引退式を終えました。

引退式を、無事に終えた、ジェンティルドンナは、中山競馬場の出張厩舎に入り、ここで疲れをいやしました。

いよいよ、馬運車が到着し、別れを告げる、ジェンティルドンナは、蹄を鳴らし歩めながら、馬運車に乗せられました。

ジェンティルドンナを乗せた、馬運車は、中山競馬場の出張厩舎を後に、ノーザンファーム・天栄にむかい、にどど戻ることのない、中山競馬場を後にしました。

あれから、1年が過ぎます。

19戦10勝の成績を残し、2012・2014年の年度代表馬・最優秀4歳上牝馬に選出されるなど、競走馬として長く活躍した、ジェンティルドンナ(ドナブリーニの2009)は、12月28日付で競走馬登録を抹消され、長きに渡る、競走馬生活に幕を下ろしました。

ディープインパクトとドナブリーニの仔・ジェンティルドンナ(Gentil Donna=イタリア語で、貴婦人という意味。)は、2015年3月から、北海道・勇払郡・安平町・早来源武275番地の、ノーザンファームで、母・ジェンティルドンナ(Dam・Gentil Donna)という名前の繁殖牝馬として、繋養生活を送っており、3月4日には、キングカメハメハとの間での種付け交配を行い、受胎して成功し、現在・来年の出産にむけてマタニティライフを送っており、2016年の2月4日には、待望の初年度産駒が生まれる予定になっていて、順調に育成されれば2018年には、競走馬デビューするとの事であり、今年から繁殖牝馬となった、ジェンティルドンナ(Gentil Donna)の、新しい繋養生活を期待したいと想い、願っております。