前回までの話は、
「僕の母は、人の気持ちを考え忘れて、
本当のことを言ってしまい、相手を怒らせる人だった。
そして、僕の経験によると、
そんな人が、世の中には、少なからずいる。」
という、ことだった。
参考「違う人生もあり得たのではないか?って思う時」
僕が新卒で就職したのは、NECの半導体設計部門だった。
現在では、NECからは切り離されて(見捨てられて?)
ルネサス・エレクトロニクスの一部になっている。
この会社現在では、台湾の半導体製造会社である、
TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.)
に技術力的には遠く及ばない、
どうしょうもないクズ会社に成り果ててしまった。
しかし、僕が新卒で就職した前後のNECは、
世界一の半導体製造メーカーだった。
だから、当時は、
新卒学生就職希望ランキングのトップ10に入るような会社だった。
だから、そこにいたエンジニアは、
一流大学の理系出身者が目白押しだった。
だけど、そこは、
僕の素直な感覚では、変な人の巣窟でもあった。
そこで、僕が遭遇した「変な人々」のことは、
このブログでも、たびたび記事にした。
具体的には、こんな人達だ。
部下の気持ちがわからない、課長
参考「リーダーシップについて思うこと 〜 優秀な人達のはずなのに」
上司の期待を考えない、課長
参考「勉強の出来る馬鹿が紡ぎ出す馬鹿な物語」
言われた女の子の気持ちを考えない、同僚
参考「来るものを拒む奴」
人の気持ちを考え忘れている人。
相手の期待を考え忘れている人。
場の空気を読み忘れている人。
そんな人達の、オンパレードだった。
まあ、普通の大人なら、
対人関係を円滑に進めるために、当然考えるであろうことを、
考え忘れている人達が、まま、いるのである。
僕は、中高時代は不良だったから、当時の友達も不良ばかりだった。
そこには、そんな変な奴は、1人もいなかった。
みんな、
人の気持ちを考え、
相手の期待を考え、
場の空気が読める
だから、一緒にいて楽しい普通の人達だった。
だから、僕も人前では、当然それをしていた。
そのために僕のしていたことを、具体的に説明すると、
もし、僕の現在の立場が、中学生になった自分の親だったとしよう。
自分の子供が、親である僕に、
「野球部に入って野球をやりたい!」
と、行ってきたとする。
と、するならば、
僕の頭に、第一感として浮かぶ考えは、
当時の母と同じだったのではないかと思う。
すなわち、
1、「お前は、体も小さいし、力もない。野球で大成するのは、難しいのではないか?
そのかわり、お前は頭が良い。勉強に力を入れた方が、良いのではないか?」
と、まず考える。
2、でも、子供の気持ちを考えれば、それを「そのまま」言っても反発を買うだけである。
と、次に考える。
3、話を、円満にまとめるためには、より重要な要求「勉強をする」を通すために、
第二の要求「野球をやる/やらない」は、妥協した方が得策である。
と結論を出す。
結果、僕なら、
「分かった。野球はやらせてあげる。
でも、それにかまけて、勉強をサボるようなら、許さないぞ!
勉強も一生懸命やるなら、野球もやらせてあげる。」
と言い換えて答える。
人間関係を円満に進めるためには、
普通の人なら、誰でも当然そうするものではないだろうか?
ところが、そんなことにはお構いなしに、
「本当のこと」を言ってくる人が、
理系の勉強が出来る人に限って、結構多くいるのである。
当時の僕は、世の中には、勉強の出来るやつに限ってバカである。
そう、認識していた。
再掲「勉強の出来るバカがおりなす、バカな物語」
当時の僕は、良い大人になって、
なんでそこを考えないかが、不思議だったし、
「カチン」とくることばかりを言ってくる
そんな人達と一緒にいても、全然楽しくなかった。
だけど、偏差値の高い、勉強の出来る人達にこそ、
それをせずに、
「カチンとくること」を言ってしまう人が多いと感じていた。
でも、現在では、
僕は、これは因果関係が逆であったと、考えている。
答えは、
「馬鹿だからこそ、学校の勉強が出来る!」
のです。
参考「隠れアスペルガーという無能? ~ マジか!」
次の機会には、
「人の気持ちを考え忘れない人達」
の考察をしたいと思います。
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