何となく以前から感じていたこと。

『クローン病が発覚した時より今の方が消化力落ちてない?』

これはやっぱり事実ではないかと思う。
明らかに病気発覚当初より固形物が食べられないし、すぐに消化不良を起こしてしまう。
そんな現実なため、こう思わざるを得ない。

原因は大きく3つあると思う。
1 病気の進行
2 手術によるダメージ
3 エレンタールの長期投与

この中で一番思い当たるのは3のエレンタールの長期投与です。

1は炎症反応も正常だし、現在の状態は病気がひどくてたまらないと言う状態ではない。
血液検査だけ見れば、健常な人と何ら変わらない。

2についても、もう手術して2年になるし、体重も増えてきているので、あまり考えないでよいと思う。
確かに腸は短くなってしまったが、今の状態と消化不良とは少し結び付かないのではないかと思う。

一番怪しいのは3。
クローン病になってから1日たりとも欠かしたことがない。
それに、いまだに日に4パック飲んでいる。
お陰で体重が少しずつ増えてきたが、副作用にもけっこう困らされる。
一番困っているのはなんといっても低血糖。
糖の吸収が早すぎるから、高血糖になるり、その反動で低血糖を起こす。
いわゆる、ダンピング症状である。

それに、最近、このエレンタールに頼ることによって、胃腸の消化機能が落ちてしまっているのではないかととさえ感じる。

油や揚げ物は病気の性質上厳しいにせよ、以前は問題なかった米や生野菜、歯応えが残っている煮物などでも消化不良を起こし、大下痢をしてしまう。
そして、固形物を食べると臭いガスが大発生。
消化がうまくいっておらず、お腹の中で腐敗が起きている証拠。

消化する力が落ちてしまっているのです。

エレンタールをいきなり0にすると、以前の経験から口内炎ができたり、栄養不足、ビタミン不足を起こすので、まずは半分にすることから始めようと思います。
徐々に0にして行けるようにやってみようと思います。


体調、お腹の状態が良くなったらエレンタールを減らす努力をした方がいいかもしれませんね。
こんな食べ物自然界では存在しませんから。
不自然な食べ物には間違いないですもんね。
(くれぐれも病気の症状のひどい方は真似されないように。)