20才くらいのとき急に膵臓の異常を表すアミラーゼとリパーゼの上がった。

それまでもお腹が弱く、下痢したり腹痛があったりと困らされていた。
でも、血液検査は正常で、過敏性腸症候群だろうと言われそれまで過ごしていた。

酒も飲まない(体質的に飲めない)、油ものを毎日たくさん食べたと言うこともない。独り暮らしをしてもできるだけ自炊をし、野菜も食べていた。
原因がわからないまま、膵炎の薬であるフオイパンを飲み続けた。
たぶん5年以上飲み続けたと思う。

膵炎の症状としては、甘いものやジュース、炭水化物を食べると背中の左脇腹が痛くなっていた。
そして、若干下痢が多くなっていた。

薬と油もの、酒をできる限り避けた食事のお陰か、5年くらいで血液検査の数値は正常値に戻った。
ただ、背中の圧痛は残った。
結局その時は膵炎の原因はわからないまま。

そして昨日。
いつものクローン病の診察で病院に行った。
医師との話で、甘いものを食べると背中が痛くなり、二十歳くらいで慢性膵炎と診断されたことがあると話した。
原因はわからないままだったと…

すると医師は、クローン病の合併症で膵炎を起こす患者もいると言うことを教えてくれた。
私の膵炎はその時すでにクローン病であった可能性があると。

何となく、クローン病の合併症で膵炎があることは知ってはいたが、昨日その話を聞いて納得した。
やっぱ私は二十歳くらいからクローン病だったんだと。
もしかしたら、もっと前かも?
お腹の症状があったのは小学生から。
もしそこでクローン病と診断をしてくれる医師がいたら人生変わってただろうな。

いい方に考えると、クローン病と診断された29才まで好きなものを食べられたことに感謝しろ。
でも、病気は発見が遅かったことで確実に酷くなってましたからね。
狭窄が1mできまくっていましたから。

やっぱいい医師に巡り合うのは大切ですね。
それまでずっと誤診だったと言うことですから。

おかしいなと思ったら、納得するまでいろんな病院に行った方がいいかもしれませんね。
少なくとも近所の町医者だけで済ますのはやめた方がよいかと。
私は大きい病院も行っていたのですが、それでもわかりませんでした。


私が困っている頻繁な下痢、オナラは膵臓がうまく消化液を出せてないからという可能性もあるので、薬を少し変更してもらい昨日は病院から帰りました。

病歴が長くなると色んなところまで悪くなり、ややこしくなるばかりです。
早期発見早期治療が絶対鉄則ですね。