今更?と言われそうですが、やっぱりクローン病はメンタルが非常に影響してきます。

もともとクローン病になったきっかけもメンタル不調が引き金?とさえ思います。

私の場合、もともとお腹が弱く、小さいときからこの事がコンプレックスでした。
小さいときに男の子が大便をしに行くことはなかなか勇気のいることで、またすごく恥ずかしいので、学校に行くギリギリまで家のトイレに籠ってました。
でも、それでも学校で行きたくなるので、みんなの目を盗んで行ってました。
行きたくなるのも日に一回とか数日に一回ならまだ良いのですが、日に2~3回行きたくなることも結構ありました。
今思えば過敏性腸症候群(IBS)の始まりです。

お腹やトイレのことを意識すれば意識するほど行きたくなりますし、授業中なんかずっと我慢してた思いでばかりです。
授業中にウンコに行けば、それは…
ご想像の通りです。
この状態は高校生まで続きました。

それまではくそ真面目で、トイレなんか行ったら恥だ!くらいに思ってましたが、大学生になりサボること、不真面目さを覚えて大分トイレの方は楽になりました。
授業中にこっそり教室を抜け出してトイレに行って売店で立読みしたり、散歩してみたり。
授業が終わりそうになると教室にこっそり戻ると。
全部の授業がそうではありませんが、これは行けそうだな?という授業はよく行ってました。
(授業を聞いてないのでテストは大変でしたが💧)

トイレに対してメンタル面は少し楽にはなったのですが、その頃から激しい腹痛が出るようになっていました。
今思えばこの腹痛は狭窄の腹痛だったのです。

学生時代の食事は適当の一言。
腹が一杯になれば何でもいいや。と思い、カップラーメンを二個食べたり、コンビニ弁当やファーストフードを腹一杯食べていました。
そりゃ、悪化するわね💧

いつでもトイレに行ける、お腹のことを考える暇がないくらい他のことに集中している。
そんな状態が作り出せると、他人と何らかわりなく生活が送れていました。
その証拠に学校にいっていた頃の休日は快便で日に一回のトイレですんでいました。

それほどメンタルがお腹を支配していました。

今日もそういう出来事があり、やっぱりクローン病はメンタルが肝なんだな~と改めて感じさせられました。

とは言え、クローン病がひどくなりすぎたらメンタルもくそもありませんよね。

トイレに行ってもスッキリすることなくまた次のトイレに襲われる。

下痢がずっと続くと体力がなくなりますし、夜もしっかり寝られない。
心に余裕もなくなりますよね。

メンタルが大きく影響する病気にも関わらず、メンタルを整える暇を与えてくれない病気。
人間もどんどん偏屈になっていきますわね。

これがクローン病が治らないと言われている1つの理由かもしれませんね。

そもそも、メンタルが強い人はこの病気になりませんからね。