今日は「流浪の月」というのを見てきました。松坂桃李さんと広瀬すずさん、横浜流星さんが出ていますが、なかなかにこれも重い。こないだ見たのと甲乙つけがたく重く。原作は全然読まずに行ったんですけれども皆さん大変素晴らしい演技で、桃李君に関してはかなりダイエットして痩せたっていうのも聞いてて。


もうそれが痛々しいぐらいで、最後の方でよくわかる場面があるんですけど。
横浜流星くんはこういう演技もできる人なんだって、ちょっと偉そうですが見直したり

広瀬すずちゃんは「怒り」でも大変良かったと思うんですが、ちょっと怪しい魅力みたいのがあって。後は…水谷豊さんと伊藤蘭さんの娘さん・趣里さんがまたいい味を出していてですね。彼女は本当に名バイプレイヤーだなと思って毎回感心するんです。

 

広瀬すずさんが演じるところの女の子が、結局家庭が複雑でよるべがない孤独な人だと、そのうえ子供の頃誘拐されて、辛い経験があったっていうことになってるんだけど、実はそれは辛い経験じゃなくて、親戚をたらい回しにされて寂しいっていうのを、桃李君演じる「文」が感じ取って彼女を誘拐する

だから誘拐したことで彼女は救われた、開放されたっていうかすごい自由な感じになるんですね。それは映画を見るとよくわかるんですけど、だけど世間的にはやっぱりロリコンの男が誘拐した良くない事っていう解釈で。最後までそういう風に色眼鏡で見られちゃうっていう。なかなか社会的にはしょうがないかなっていう感じで。桃李君演じる文という役ですが、実は大人になりきれない男性で。

 

いろんな意味があったってのが、ネタバレになるので言いませんが…出てきて。なかなか切ない感じではありましたが。もうちょっと話がすごすぎてですね。映像もすごい綺麗だし、アカデミーを受賞したパラサイトのカメラマンさんが撮影監督ってのもあって、大変美しい映像なんですけど、ちょっと内容が重すぎて…私にはついていけませんでした。咀嚼できませんでしたが。皆さん名演技なのは間違いないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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