リノベーションに必要な技術・知識 その3 | 理想的な住まいを!

理想的な住まいを!

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こんにちは
すまプロです。

今回は、
住まいと健康管理について
お話させて頂きます。

まず、問題になるのは
シックハウス症候群ですね。
代表的なものが、ホルムアルデヒドです。

これは接着剤などに含まれ、
例えば、ベニヤ板は薄板を積層にしたものですが、
この薄板の積層に使用されているのも接着剤です。

多くの建材に接着剤が使用されており、
接着剤の専門的な内容はさておき、
この接着剤に、ホルムアルデヒドが含まれているかどうかの
判定が必要になります。

国の定める住宅性能表示制度の内容にも
「空気環境」としてその含有レベル表示について示されています。

シックハウス症候群は、
酷い場合には呼吸困難になる方もいらっしゃいます。
最近は、化学物質の摂取過多のせいなのか、
アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の方が非常に多くなりました。
また、花粉症の方は毎年大変辛い思いをされていることでしょう。

住まいの空気環境を改善するためには、
何よりも「換気」が必要になります。
ただし、花粉症の方は外気を普通に入れると酷くなります。

効率よく換気するためには、
できるだけ壁の低い場所に「給気口」を取り付け、
給気口の反対側の壁のできるだけ壁の高い場所に「排気口」と取り付けるのが理想的ですが、
マンションでは構造上ほとんど不可能です。

従って、例えば、
給気口はバルコニーに面したリビングなどの居室に取り付け、排気口は外部廊下に面した子供室などの壁に取り付け、途中のドアを開放すれば、自然換気がスムースに行われます。

もちろん、窓を全開にすれば換気はできます。
建築基準法上は、居室の床面積の1/20以上の開口(窓などの「有効」開口面積)が必要となっています。

最近では、24時間換気システムという「機械換気」も装備されているマンションも多くなり、
この場合は、コントローラーによって、人体に感じないほどの優しい風量での換気も可能です。

また、花粉症の方のために、フィルター構造が、まるでマスクのような構造になっている給気口も開発されています。