注文住宅のこだわり 実例その1 | 理想的な住まいを!

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こんにちは
すまプロです。

数日間更新できませんでした。
申し訳ありません。

今回は、新築マンションで
フリープラン、
つまり
パーフェクトなオーダーメイド・プラン
での打合せの風景の中で

ちょっと興味深い例をご紹介します。
実例ですから、個人を特定できる内容は控えます(笑)。

新築マンションの場合のフリープランも、
中古マンションの場合のリノベーションも
基本は同じことです。


さて、

マンションのモデルルームに若い男性が
来られました。

そのマンションは、東京23区でもやや高級と言われる立地
に建築中です。

その男性は、モデルルームの中をくまなく歩き回り、
営業担当に声をかけました。

「フリープランっていうのは、すべて間取りも設備の内容も
自由なんですか?」

内装と設備の仕様については、セレクトプランとなりますが、
間取りについてはもちろんフリーです。ただし、水回りだけは
設置可能な半径内での設置を条件としています。なお、内装や
設備でこだわりたい内容がございましたら、ご相談頂ければ
善処いたします。


その営業担当者は、その男性を見て、ひょっとして同業者では
ないかと思いましたが、全く通常通り丁寧に応対しました。

それから、営業責任者とその男性は、2時間近くプランについて
話し合っていました。営業責任者もまた、その男性は「モデル荒し」
ではないかと思いましたが、それならタイミングを見計らって、
丁重にお引き取り頂こうと考えていました。

その男性は、当時珍しかった
コの字型キッチを要望していた
のです。

「そのタイプのキッチンを入れると、いくらぐらいコストアップ
になりますか?」
と質問していました。

たとえ営業責任者でも、パッと答えられる内容ではありません。
なぜって?

コの字型キッチンにするためには、冷蔵庫やカップボード置き場
などを配置すると、キッチンスペースを約6畳分必要とします。

そうなると、広めの3LDKが可能なプランから、かなり広めの2LDK
になる可能性があります。ところが、将来、子供が産まれたら間取り
が不自由になると、担当者たちは考えました。

困ってしまった営業責任者は、
「翌週に本社から「エース」を呼びますので、ご相談ください。」
と言って男性にお帰り頂いた。
営業責任者は、その男性が二度と現れないだろうと思いました。

翌週になり、「エース」は他の来客との打合せもあってモデルルーム
に来ていたのですが、その男性の件も聞いていました。

そこへ、
男性が女性を伴って現れたのです。

これは「本星」です!大きな勘違いでした。

「実は僕たち結婚するんです。」

エースはしばらく男女と歓談しているときに

「あなたは同業者ではありませんか?」

周りの営業マンたちがやや動揺したのですが、

エースは笑いながらまだ続けます。
「白状したほうがいいですよ。アンケートに勤務先を記入していない
のと、あなたの住宅に関する知識はプロです。」

そうすると
「いやあ、その通りです。見破られてしまいましたね。僕は○○不動産
株式会社で土地の仕入れを担当しています。」

著名なデベロッパー勤務だったのです。

「僕は彼女と結婚することになり、返済金額が今の家賃と同じなら
住宅を購入すべき
だと思っていたのですが、ウチの会社では御社
のような思い切ったフリープランなど絶対にやれません。住宅を
購入するなら自分流のスタイルを作りたいと考えました。」

そこで、エースが考えた条件は、
1.自転車を室内に持ち込めること。
2.小さなペット(犬か猫)が飼えること。
3.浴室が広いこと。
4.収納が十分にあること。
5.書斎が必要なこと。
6.将来対応で、容易に部屋が作れること。
7.来客(友人)が多いこと。
8.自慢できるキッチンにしたいこと。


以上でした。

この続きはまたのお楽しみ・・・・・・
では。