日本のカーフィルム事業は約30年の歴史があります。
フィルムは当初はアメリカから建築窓用として日本に入って来ました。
この頃のフィルムは現在製品とは異なりハードコート(表面の傷防止処理)は施されてなく、接着剤もコーティングされていないものでした。 貼り方も部屋の内装やふすまなどを貼るように糊で水貼りするというものでしたので建築内装関係の企業が建物用として貼っていました。
接着剤やハードコートのコーティング技術がフィルムに施されるようになると自動車の窓用へのフィルムの転用が始まり流行し出しました。 この時、自動車ガラス専門店を軸に、カークリーニング・ボディコーティング・建築フィルム施工店が副業として取り組み全国に普及していきました。
全国に広がり需要が拡大する事により、副業ではなくカーフィルム施工を本業として事業開始する企業もあり名実ともにカーフィルム事業は 高収益事業として確立されました。
カー用品の量販店やカーショップではブリスターパックと呼ばれるフィルムの短冊ものをユーザー向けに販売しました。 現在では、ガソリンスタンドや大手量販店などの企業も収益事業としてメニュー化するところが増えてきています。