【会場レポート②】杉本彩さん 基調講演Ⅰ | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

尼崎市を中心に地域猫活動を行っています。地域社会の様々な猫問題に取り組みながら、『共に生きる未来』をめざしています。

 

 

 

 

杉本彩さん、登壇されました。

いよいよ、始まります。

 

 

 

基調講演

『猫の飼い主責任を考える』

 

 

 

 

 

 

 

 
まずはこの場に40人近くの
たくさんの議員の方々が
同席してくださっていることを
非常に頼もしく思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小さい時から動物と家族同然に暮らしてきました。
動物というのは言葉が話せないだけで、
心もあって知能も高くて、本当に人間と変わらないんだな、
と感じてきました。
 
 
 
 
 
 
 
若い時から譲渡活動やTNR活動をし、
チャリティーガレージセールもしました。
ラジオのリスナーからSOSがあって、
暗い中、懐中電灯で探し、
猫を助けたこともありました。
 
 
 

でも、救っても救っても終わらないんですよ。
蛇口を閉めていかないと終わらないんだな、と気づいて。
動物を取り巻く問題は山積しています。
蛇口を閉めてもらうように訴えていかないといけない。
声をまとめて訴えていかないといけない。
 
 
 
 
そのためには、問題を知ってもらわないと
いけないということで、
全国で講演会をしたり、
自治体や国へ陳情書を提出したりしています。
 
 
 
 
 
 

 
 
 昨今どういう問題があるか…ネコノミクス、猫ブーム。
 猫で金儲けしたい人がいるということです。
 犬よりも世話が楽なんて言われてますが、種類が違うだけで
 犬には犬の猫には猫の大変さがあるんです。
 
 
 
 
 ブームだからペットショップが猫専門に鞍替えしたりしています。
 命があるものにブーム。ブームはいつか終わります。
 安易に飼育された猫がどうなるか、考えるだけで恐ろしいです。
 法律がある犬より簡単に飼育放棄できます。
 犬以上にブームの終わりが怖い。ボランティアが
 今でも心身を削ってやっているのに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これからは動物愛護から動物福祉へと移っていかないと
いけないのでは、と思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Evaでは、子どもたちに命の大切さを知ってもらう、
これらの動物の問題を知ってもらって、柔軟な心に刻んでもらって、
将来間違った選択をしないようにしてもらおう、と。
 
 
 
 
ハンデを持った人をどうサポートするか
というイベントもしています。
立場や状況が違う人のことを想像する。
これは思いやりですよね。
動物のことも一緒です。思いやりです。
 
 
 
弱い立場にあるものをどうサポートするか、
命とどう向き合っていくのか。動物も人も一緒なんです。
 
 
 
 
 
 
 

 日本版アニマルポリスを作って欲しいという署名が
 本当に短期間のうちに7万5000人以上集まりました。
 まさに民意ですよね。この民意に一番敏感に
 反応してくれたのが兵庫県です。
 
 

 
 
 
 
 
県議会議員の谷井さんが
『兵庫県に作りましょう!』と。
 
 
 
アニマルポリスの必要性を話して、 
それから2か月後に、
アニマルポリスホットラインができました。
色々ないいタイミングが
重なったこともあるんですが、
各ポジションにいた人が
尽力してくれたんだなと思っています。
 
 
 
 
私はこれで、熱く吼えるだけではダメなんだな、
熱い思いと緻密な働きかけがあって物事は動くんだな、
ということを実感したし勉強させていただきました。
(続く)
 
 
 
 
 
 
会場レポート①

http://ameblo.jp/cat-operation-net/entry-12247052873.html

 
 

報告:カワタ三毛猫

( 渾身レポートまとめ中・・・)