余命1カ月と、誰ひとり取り残さない社会 | 特定非営利活動法人C.O.N

特定非営利活動法人C.O.N

尼崎市を中心に地域猫活動を行っています。地域社会の様々な猫問題に取り組みながら、『共に生きる未来』をめざしています。

 

 

 

福祉の現場から

緊急の相談が途切れず、

続いています。

 

 

 

高齢者とペットの安心プロジェクトを

始めて4年。

これ以上の対応は厳しいのでは

と感じることもたびたびです。




 

先日、行政の偉い方と

お話しをする機会があり、






私も犬を飼っているが、

ペットを飼うには

何より覚悟が必要だと

納得するように

仰っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん

飼い主責任は

当然ですが、

 

 


 

1カ月の余命を告げられた

飼い主さんと

残される12歳の犬を前に、

 

 



最後まで飼う覚悟は

なかったのですか?

などと

言えるわけもありません。

 

 


 

「少しでも早くワンちゃんを

引き取ってもらった方がいいですか?」

と福祉の方が尋ねたら、

飼い主さんは小さく

首を横に振りました。

 

 

 

ひと言ふた言、

話すことさえ

つらそうなのに、

 

 



犬といっしょにいたい、

それがこの方の

最後の願いとなるのでしょう。

 

 

 


 

厳しい場面に向き合う時、

飼い主責任という言葉は、

「見捨てる」

ことに等しいです。

 

 


 

 

 

 



 

誰一人取り残さない社会を、

の大号令の中で、

 

 



 

遠い異国のことでなく、

私たちの日常生活の隣に、

ペットとともに

取り残された人々がいることを知り、

このプロジェクトを始めました。

 

 




 

 

 

 


高齢者とペットに寄り添ってくれる

福祉の現場の方々がいて

なんとか

私たちにつながっています。

 

 


 

だからこそ、

もう一歩前に進まなければ、

と思っています。

 

 


 

 


ふるさと納税は、

実は社会の様々ない問題を解決する

大きな力になります。




犬猫の問題は、社会の中では

いつも置き去りで、

行政の支援はありません。




私たちのこのプロジェクトも

ふるさと納税があってはじめて、

成立しています。





返礼品はありませんが、

ただ、

犬猫たちを救うことが

できます。



ふるさと納税で

行き場のない犬猫たちを

守れる社会を。

ご支援よろしくお願いします。



残される犬猫たちを救いたい!高齢者とペットの安心プロジェクト 「さとふる」 (satofull.jp)