新NISAをやっている人は
1割～2割含み益の人が多いです。
ゆえに身の周りでも
「200万円儲かっている」
という話(実質自慢)を言う人がいる
私もやるべきか・・
そういう声も聞きます。
しかし、
何度も言っていますが
「意味がなく国は非課税には
絶対にしません」ので、
非課税の意味を考えるべきです！
あなたが老後資金を作りやすい
環境を整備するために
わざと非課税にするなんか
絶対にありえません！！
むしろ、常に国は、
防衛増税を始め負担増で
「老後資金作りの邪魔をする」
存在じゃないでしょうか？
それなのに、新NISAだけ
老後資金作りの味方？
・・・変じゃないですか？
朝三暮四という熟語を
ご存知でしょうか？
中国春秋時代、宋の狙公が
飼っていた猿に、トチの実を
朝に三つ晩に四与えようと言うと
猿が怒りだしたので、
それなら朝に四つ晩に三つ
与えようと言ったら喜んだ説話
これがこの熟語の由来です。
結局貰える餌の数は7つで
全く変わらないのですが、、
ゆえに
目先の違いに気をとられて、
実際は同じなのに気がつかない
この意味に熟語は使われます。
今の新NISAに沸き立つ日本人は
これと全く同じ状態！
どういうことかと言えば
・今 → 新NISAで非課税
・死後か老後 → 大増税
こういう構図が
あなたを待ち受けているのを
全然理解していないから。。
あなたは生前贈与が改悪され
課税強化されたのを
ご存知でしょうか？
贈与を受けた日の3年以内に
贈与した人が亡くなった場合、
生前贈与はなかったことになり、
相続税の課税対象になる仕組みを
「生前贈与加算」と言い、
簡単に言えば
「相続税をドンドン取る」
仕組みを整備したということ！
これが2023年度税制改正で決まり
2024年からは3年ではなく
「7年以内」に拡大されます。
なぜ2024年からなのか？
決まってるじゃないですか！！
新NISAでより多くの人が
投資したり、
家族からお金をもらうので
国も準備していたんですよ。
国としたら
新NISAで国民を一時的に
太らせて、
最終的に相続税で
がっぽり課税して税金を取る！
こういう考えで準備しています。
例えばあなたが
新NISAで1億円稼いで
でもそのまま1億円を残し、
亡くなってしまった場合。
法定相続人が子供2人なら
1億円－(3千万円＋2人×600万円)
＝8,800万円となり、
子供はそれぞれ1/2の4,400万円に
相続税率が20％かかる。
だから結局
新NISAは非課税だったけど
相続税で課税される！
あるいはこれを
あなた自身が生きているうちに
子供に贈与しようとしたら
20％どころか、55％の最高税率が
適用になります！
つまり今は非課税だけど今後
20％以上の高い税率が適用。
〇従前（NISA以前）
・現在：株式譲渡益20％
・相続：相続税は実質非課税状態
〇現在（新NISA後）
・現在：株式譲渡益0％
・相続：相続税20～55％
いかがでしょうか？
朝三暮四の猿を
あなたは笑えますか？？
植物は水と二酸化炭素を養分として
成長しますが、
国は国民を新NISAで儲けさせて
一時的に儲けた国民のお金を
高い税率でドンドン吸い上げて
養分として取っていきます！
国民は国の養分になっています。。
そういう税制になっているのに
気付いていますでしょうか？
目先の非課税ばかり
喜ぶのは失礼ですが、
朝三暮四の故事の猿と同じ！
本質が全然見えていない。
30％40％の税金が
今後待ち受けているのに。。
世師（よっしー）は
公務員だったからこそ
この姿がよくわかります！
そして、公務員ゆえに
取るべき対策がわかる！
真に意味のある
「新NISAへの対応」
これを4/20のセミナーでは
あなたにお伝えします。
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