吉岡秀人先生との出会い(その②) | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

2017年11月にも梅田で吉岡先生の講演会があったので、また聞きに行きました。

 

以前にも増して人々が講演に聞きに来られ、立ち見の方もたくさんいらっしゃいました。そのときの講演の内容も大変素晴らしく、講演を聞いていた周りの人々は口々に賞賛の声を上げていました。

 

そして、去年と違って、講演後に「質問やもっとお話しを聞きたい方は休憩室で吉岡先生がいらっしゃるので、遠慮なくお越しください。」とアナウンスが流れました。

 

休憩室に行くと、すでに30人ほどの方が吉岡先生を取り巻いていました。そして、吉岡先生を中心に机が並べられ質問タイムが始まりました。

 

(これは去年みたいに個人的な話をゆっくり話す時間はなさそうだなぁ)と、僕は周りの様子を伺っていました。

 

取り巻きの中には(てゆーか、僕も取り巻きの一人ですが。ニヒヒ笑)、

 

吉岡先生の横に陣取り、先生のことをさもなんでも知っているかのように他の人に先生のことを説明しだすおじさんニヤリや(でも、吉岡先生はその方をご存じないようでした)、

 

自分の知識をひけらかし吉岡先生に認められよう(?)と他人を押しのけて次々に話をし出すおじさんえーや(途中で吉岡先生に一喝されてました)、

 

他にもいろんな方がいらっしゃいました。

 

(有名人となると、こういう人たちが周りにくっつき出すんだなぁ)と、僕は遠い目で見てました真顔

 

質問タイムも終わり、その後はサイン会や撮影会が始まりました。

 

(折角だし先生とツーショットを撮って帰ろう)と列の最後尾に並び、順番を待っていました。

 

僕の順番になり、吉岡先生は僕の顔見ると開口一番。

 

「君の顔は見たことあるなぁ」

「はい、去年失礼ながら講演後に休憩室にお話に行かせてもらったクランと申します。」

「受験どうなった?」

「見事に落ちました。(苦笑)。ツーショット撮らせてもらっていいですか?」

「残念だったね・・・。もちろん。いいよ」

 

撮影も無事に終わり、このときになぜか僕の頭の中でふと、(吉岡先生にこれを見せてみよう)と思い立ち、

 

「先生、見てもらいたい動画があるのですが・・・」

と、僕が合気上げをしている動画をお見せしました。

 

 

すると、先生は目を丸くさせながら

 

「なんで君が合気上げできるの?いつ身につけたの??」

「え?合気上げ知ってるんですか?・・・病気をしてからです。」

 

一瞬虚空を見つめられたかと思うと先生は、

 

「今から一緒に飯行こう!」

「へ??あ、はい。喜んで」

 

そそくさと先生は身支度を整えられると、先生と先生の秘書さんと、僕と(無理やり連れてきた)僕の友達と四人で会場を出て、ランチをする場所を探しに行きました・・・。(つづく)