女たちのひょうご と 戦国時代最後のヒロイン | 日常を愛する ~ Color日和☆竹原朋美

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今年はガイドになる白い魔法使い。
日常で目に留まったものを綴ります。

兵庫県・姫路から

Color日和・竹原朋美です。

 

 

姫路城の北側にある

兵庫県立歴史博物館では

現在「女たちのひょうご」が

開催中。(~11/23)

 

昨日、お散歩がてらに寄ってみました。

 

 

桃山時代から江戸時代までの

兵庫県の実在する女性の

生き方や職業、ファッションなど

ありのままに展示されています。

 

令和の時代で私がよかったと

思えるのは、子供を産まないと

「地獄に落ちる」とか言われない

ことかしら~(笑)

 

姑や舅によく使えると表彰されて

米俵をもらえるとかあったようです。

 

遊びの双六(人生ゲーム)で

あこがれの女性の職業も

数は少ないですが描かれて

いてもゴールは「一家団欒」

だったり…

 

「嫉妬」のコマで頭にロウソク

五寸釘の絵とか遊びにしては

衝撃的です。

(実物を見てみましょう)

 

他にもいろいろ興味深い

嫁入り道具とか着物や髪形など

美しいもので目の保養や、

 

それぞれの地区で活躍された

江戸時代の女性についての

紹介する展示品もあります。

 

やはり赤穂浪士の討ち入りで

おなじみの奥様の大石リクさんも

外せませんし、田ステさん、

緒方八重さんなど。

 

 

やはり筆頭は千姫ですね。

戦国時代最後のヒロイン。

 

織田信長の妹、市の娘の江が

徳川家康の息子と結婚して

生まれたのが千姫。

 

徳川家康の孫であり、

豊臣秀吉の息子に7歳で嫁ぎ、

大坂夏の陣で救出される。

 

いろいろあった後、離縁の手続きで

お寺に預けられた後、めでたく

本多忠刻と姫路城で仲睦まじく

過ごすことになります。

 

織田、豊臣、徳川と時代を

動かしたビッグ3に関わる

超セレブ姫でありますが、彼女の

大きな役割としては、もう一つ

 

幕府で認める2か所ある

女性の味方「縁切寺」の保護。

 

昔は女性の方から離縁は

言い出せなかったんですよね。

 

嫁入り道具は借金の肩に

仕事もせず、遊んでばかり

あげくのはて妻に遊女になれ

と言う夫から逃げるためなどの

申し出も展示されてましたよ。

 

いつの時代もいろいろあるものです。

 

この時代を振り返ったとき、

未来ではどんな風に思われる

だろうか…なんてね。

 

着物から洋服に。

下駄からヒールやスニーカー。

 

髷とかんざしで結った髪から

ショートヘアやヘアカラーや

パーマもあり

 

食べ物も多様化されて

果たして次はどこまで女性は

変わっていくのでしょうねぇ。

 

性差や年齢差での違いが

さらに、なくなっていくかも

しれませんよね。

 

明日のお出かけ、何を着ようかな?

なんて、悩むこともなくなったりして(笑)

 

 

城見台からのしゃちほこと姫路城。

 

駅から往復して展示を見たので

足腰にきましたけれどもね。

 

見応えアリです。

 

姫路駅前からバスも出てます。

 

 

 

 

 

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次回10月29日予定