♪桜の花びらたちが咲く頃
どこかで 希望の鐘が鳴り響く
私たちに明日の自由と
勇気をくれるわ♪
これは2008年発売のAKB48の
「桜の花びらたち」という曲の一節です。
卒業が、新たなステップへの入り口になる。
そんな明るい歌詞になっています。
「桜の花びらたちが咲く」という
タイトルはコピーとしても見事です。
普通の人なら、「桜の咲く頃」とでも付けますか。
花びらに注目させ、さらに”たち”と
付けたことで、花びらを若者一人と重ね、
集合すると、素晴らしいハーモニーや
華麗な印象になるというメッセージです。
そうなんです・・・
桜は花びらがあるから
美しく「見事!」と言えます。
そこで今回はその花びらに注目してみました。
◆「桜の花びら」の枚数
【一重咲きの桜】5枚
(例)染井吉野(ソメイヨシノ)
桜の約6割は一重咲きです。
星(☆)形をしていてバランスが良い。
【半八重咲きの桜】7~10枚
(例)長洲緋桜(チョウシュウヒザクラ)
【八重咲きの桜】11~60枚
(例)白妙(シロタエ)
【菊咲き桜】100~380枚
(例)雛菊桜(ヒナギクザクラ)
詳しくは、コチラ↓を参考にしてください。
参考(NPO法人 すみだ学習ガーデン)
⇒http://www.sumida-gg.or.jp/arekore/SUMIDA003/S003-2.htm
今回は、女性に興味深い
もう一つの話題をどうぞ。
◆桜の花言葉
花言葉は元々はギリシャやローマの神話に
あったようですが、各国や時代、さらには
商用目的などで、増えているようです。
日本に花言葉が「輸入」されたのは
19世紀末のだと言われています。
当初は、輸入された花言葉を
そのまま使っていましたが、
やがて日本人の風習や
歴史に合わせて日本独自の
花言葉が形成されていきました。
目的、用途としては、
想いを優しく伝えるためだったり
悪口・批判の暗号にしたり、
文学的に表現を膨らませる
といったことがあります。
サクラ全般の花言葉は、
「精神の美」「優美な女性」
*ソメイヨシノ 染井吉野
「純潔」「優れた美人」
*シダレザクラ 枝垂桜
「優美」「ごまかし」
*八重桜
「豊かな教養」「善良な教育」「しとやか」
*ヤマザクラ 山桜
「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」「美麗」
*カンザクラ 寒桜
「気まぐれ」
花言葉から逆に、桜の特徴を覚えられ
花見も違った印象になる・・・かも?
ではまた。