【桜の話】第5話 | 願いを叶えまSHOW・TEN《ネット情報センター》

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武将と桜。
今回はちょっと変わったテーマ。

城と桜はとても風情があって
景観としては素晴らしいのですが、
城を建てた武将と桜はどうなんだろう?

な~んとなく気になって、調べてみました。
桜と城

武将の中でも、良く比べられる三大武将、
信長、秀吉、家康をみてみましょう。

花見の記録として有名なのは、
秀吉が亡くなる年に行った
「醍醐の花見」があります。

約1300人を招待した盛大な花見でしたが、
ほとんどが女性という異例の宴会でした。

参加した女性には2回の衣替えを命じ、
衣装代だけでも現代の金額にして
40億円近くかかったらしい。

この醍醐寺(京都・伏見)は現代では
全国的にも有名な桜の名所。

その豪快でありながら優雅な姿は必見です。

その4年前にも秀吉は盛大に花見をしています。

場所は、「一目千本」の吉野山(奈良)です。
その時は、家康をはじめ前田利家、伊達正宗などの
名高い武将の他、茶人、歌人など総勢約5千人を
引き連れて行いました。

目の前の桜を見て「絶景じゃ、絶景じゃ」と
子供のようにはしゃいだと言うことです。

さて、その時招かれた家康も、その後、
駿府の国で花見を開催しています。

現代でも、その事実を受け継ぎ、
「静岡まつり」として、桜の開花時期に
大名行列を行っています。

「どケチ」で有名な家康でさえ、盛大な花見大会を
催すほど、桜は人々に感動を与えるのですね。

さて、もう一人、信長ですが、
記録に残る大規模な花見は行わなかったようです。

これも性格が出ていると感じがします。

「花を眺めても天下は盗れぬ」とでも言いそうですね。

だた信長ゆかりの「清洲城」では
見事な桜が咲き、大勢の観光客で
毎年賑わいを見せています。

最後に
「ことわざ」を紹介します。

『花は桜木、人は武士』

この意味は、花の中では桜がもっともすぐれており、
人の中では武士が第一であるということ。

人はぱっと咲いてぱっと散る桜のように、
死に際の潔く美しい武士が最もすぐれている。

これを使った用例としては、このような感じ。

「花は桜木、人は武士というように、
自分も潔く去っていきます。
これまでありがとうございました。」

失恋したとき、相手に言えたらカッコイイ!(笑)

ではまた。





夜桜と城