謹んでお見舞い申し上げます～
「諸行無常」という言葉があります。
元々は仏教用語で世の中の全てのものに
不変のものはないことを言います。
我々の生活や生命に向けた言葉ですが、
地球規模で見ても当てはまることです。
大地震により、風景が一変するたび、
この言葉を思い起こします。
地震による大地の鼓動を感じるとき、
地球も生きていると思えます。
つまり、私たちは『生き物』の上で
生活しているとも言えるわけです。
大自然の驚異に接したとき大切なことは、
弱い人間同士が結束することです。
被害を最小限にとどめる知恵を出し合い
協力することを日本人は知っています。
『一人ひとりが、今何をすれば良いか
考えるきっかけを大災害は教えてくれている』
そんな風にも思えるのです。
熊本の大震災が発生して１週間。
今もなお、大地の振動は続いています。
眠りから覚めた大地に人間は成す術がありません。
出来ることは、”仲間”を助ける事だけ。
実は、それが人間だから出来ることでもあるのです。
大自然に逆らうことはできませんが、
困っている人に手を差し伸べることはできます。
「今、何をするべきか？」
自分に出来ることから始めてください。
そして、被災者の方へメッセージです。
良い事は永遠に続きませんが、
悪いことも永遠には続かない。
それが「諸行無常」の言葉 にも込められています。
世の中すべては変化していきます。
その変化に対応するためには、
”真実”から目を背けないことです。
頑張れ！
いや・・・
顔晴れ、顔晴れ！顔晴れ！！
