7/26、Vertical Blue Day 9。いよいよ大会最終日。この日は自己ベストを2m更新するCWT-90mに挑戦。
88m、91mに挑戦した際に痛みがあった右耳が不安だったので、ウォームアップも軽めにし、イメージしている耳抜きの練習を1度して、本番に挑みました。
耳抜きさえ上手くできれば行ける深度であることは今までの5回のダイブから自信があった。耳抜きの課題は1日考え少しやり方を変える事で対応。
イメージ通りに耳抜きができボトムに到達することが出来た!タグを掴んだ時嬉しかったけど、無事戻らないとね。
潜行も浮上も全てイメージ通り上手く出来た。
凄く集中出来て全てがあっと言う間に終わってしまった。
ダイブタイム: 3分1秒。ホワイトカード!今の自分には理想のダイブタイムだった。
今回の目標であり、長年の目標だったCWT-90mを諦めずに努力を続けきて良かった!漸く達成できた!
そしてイタリア・アレッシア選手が昨日廣瀬花子選手が塗り替えた世界記録CWT-106mを1m上回る-107mに挑戦し、危なげなく成功。彼女は強いね。
そして前日世界記録CWT-106mを出したばかりの廣瀬選手が-107mに挑戦。流石に2日連続は身体的にも精神的にも厳しかった様で、-107mまでは到達しましたが、浮上後水面あと僅かなところでブラックアウトしてしまい失格となってしまいました。本当に残念だったけど、そのチャレンジ精神は本当に素晴らしかった。それにしてもこの大会のトップ女子選手の抜きつ抜かれつのデッドヒートは本当に見応えがありました。男子はロシア・アレクセイ選手とニュージーランド・ウィリアム選手が飛びぬけていて誰もついていけなかったけど、ブルーホールは世界から集まったトップアスリートのエネルギーと情念によってもの凄いプラスのエネルギーに満ちていたと思う。そのエネルギーを貰って練習以上の不思議なパワーを出せていた様な気がします。大会の不思議な力というものでしょうか。
そして閉会式とクロージングパーティー!1.5か月振りにビールを飲みました!アルコールが身体を巡っていくのが感じられました。
今年も素晴らしい大会でした!参加出来て本当に良かった!
FIM種目で木下選手が優勝ゴールドメダル。
CWTでは廣瀬選手が2位シルバーメダル!
女子は亡きロシア・ナタリア選手の1人独走状態から完全に世代交代し、新たな世代の時代になっていて、昨年から100m超えを成功した女子選手が世界に5人にいます。その内日本人女性が3人(廣瀬花子選手、木下紗佑里選手、福田朋夏選手)を占め、日本女子の層の厚さは世界一となっています!
セーフティーチームと運営スタッフ一同に感謝。
Day 9のリザルト。この日はほぼ満月。もの凄い明るくパワフルな月明りの下、満月のブルーホールダイブやってみました!噂には聞いていましたが、ブルーホールの水中から水面越しに眺める満月はもの凄く幻想的で綺麗でした。5回バハマに来て漸く実現できた!