【終戦記念日】 | かわむらともこの「しなやか」な生き方ブログ

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今日は終戦記念日ですね。

先日、元SMAPの香取慎吾さんが主演された
「倫敦ノ山本五十六」(ろんどんのやまもといそろく)
というドラマを観ました。

山本五十六といえば太平洋戦争のきっかけとなった
「真珠湾攻撃」を艦隊司令長官として
作戦を実行した人物として有名です。

その彼が世界的に有名になる前、
太平洋戦争開戦の7年前に開かれた海軍軍縮会議の
予備交渉に当時海軍少尉として主席代表となり
渡英した時のお話が舞台となったドラマです。

80年あまりその存在すら公にされることなく
封印されていた海軍の最高機密文書が
ドラマのベースとなっています。

山本五十六は交渉が決裂し、日本が国際社会から孤立すれば、
イギリスやアメリカとの溝は深まり、やがて戦争に
なるかもしれない。アメリカの強大な国力を知り
戦争は避けるべきだと考えており、

アメリカやイギリスに対して、あわよくば妥協案を
出して歩み寄ろうとしていたことが記載されていたのです。

五十六の作戦は見事失敗に終わり、交渉は決裂。

日本は軍縮体制から脱退し、国際的孤立を
さらに深めていくことになります。

思惑通りにいかなかったはずが帰国してみると五十六は
日本国民の英雄として沸き立っており、そのまま日本を
牽引する1人として「太平洋戦争」へと続いていきました。

もし、万が一にもあの時の五十六の先見の明である
妥協案が通っていたら戦争は起こっていなかったのか…

歴史を振り返る時、そんなたらればを思う時があります。

今の私たちが未来に出来ること。

この反省点を広く長く受け継ぎ、二度と同じあやまちを
おかさないこと。

犠牲になっていい命なんて1つとしてない。

今でも世界では争いから生まれる悲劇が繰り返されています。

日本も例外ではありません。

対ソ連、対中国の脅威に対して武力ではなく、
高い交渉力、対話力でこれからの未来ある若者たちに
平和をリレーしていきたいものです。
 
 

終戦記念日に世界の平和を祈念いたします。
 
 
 
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