DTS-RainBowのブログ

DTS-RainBowのブログ

ワンコのトレーニングの事や当スクールからのお知らせ、
時にはくだらないことまで綴っているブログです。

埼玉で出張訓練をしているドッグトレーニングスクールRainBow(レインボウ)のブログです。訓練や躾に関して日々思うことや、本当にどうでも良い事を綴っております。
【RainBowのHP】→http://www.dts-rainbow.com/

またまたペットロス訓練士のひとり言です。

 

トリ坊のおもちゃ、クレート、タオル、食器・・・全部全部、譲ることも捨てることも出来ず。

 

自分のものなら何でもかなんでもポイポイ捨ててしまうのですが、こればかりはどうにもできない。

 

「訓練士だから、また他の犬を迎えるでしょ?その子に使ってあげればいい」って声も聞こえそうですが・・・。

 

うーん・・・まだ新しい子を迎える気には全くなれず。

 

困ったもんです。

ホームページを最近リニューアルし、スマホ対応にもいたしましたが・・・。

 

いまいち更新の仕方がわからず、何故かアメブロ更新に逃げています(今まで更新しなかったくせに!)

 

後はやっぱり、コンテンツも少ない気がするんですよね。

 

今後Q&Aのページ等も作ろうと検討している最中なのですが、いつになることやら。

 

そして私はネットに疎い。

 

経営者がネットに疎いって致命的だと感じる今日この頃。

 

出張PC講師とかいないのでしょうか・・・。

 

某SNSでみた「スリップリード・ハーネス論争」

 

首輪・ハーフチェーン・チェーンカラー・スパイク・電気首輪・ハーネス・ナイロンリード・革リード・パラコードリード・ショートリード・ロングリード・フレキシブルリード......沢山の犬具があり、また、それぞれ善し悪しあるわけで。

 

うーん・・・何を使うかは飼主さんが考えて、決定するものだからいくら「犬のため」といっても、よそ様のことに口出しするのはどうなんでしょう???

 

例えば最近、器官虚脱っぽい吠えというか、むせ方+二足歩行をしながらハーネスを引っ張って歩いているヨーキーをみたのだけれど、明らかにそれって興奮してハーネス引っ張ってるからなんですよね。

その子の場合、ハーネス+おやつで引っ張らないように時間をかけてでも状況を改善していくか、それともスリップリードなどで𠮟って前者より早く状況改善できるとしたら・・・どちらが良いのでしょう?

※「その一回のリードでの叱り方が命取りになったらどうするの?」とか仰る方もいらっしゃると思いますが、そのままリードの引っ張り癖を強くしてしまう確率を高めつつ、ゲェーゲェー言わせるのも正直犬にとって気の毒だ(過剰な言い方をすると虐待)・・・と私はおもうんですよね。多分、スリップリードを使う方も使わない方も異なる視点からみてSNSでお互い「虐待」どーのこーのといってるのでしょうね。

 

この論争、いつか終わる日はくるのでしょうか?

 

 

 

 

 

今現在、愛犬の行動に悩み訓練士にトレーニングを依頼している方々に質問です。

 

例えば・・・

 

飼主さん「愛犬の散歩の引っ張り癖に困っています」とか「愛犬が物を口にくわえると唸って離しません。困った!」

訓練士「【まて】を教えましょう!」

飼主さん「はい(と返事はしたけど、私が教えたいのは待てじゃないのよ。引っ張り癖/物に執着をもつ癖に対してなのよ・・なんで待ての練習を始めるのかよく分からないけど、言われるままにしておこう・・・)」

訓練士「では~、最初に待ての練習方法を・・・」

 

って、よく分からないことをよく分からないタイミングで提案・開始され、それを教える目的を訓練士にきけないってことになってたりしませんか???

 

あのー・・・

 

分からないことがあったら、授業料も払ってる訳ですから質問しましょう!

 

飼主さんには、訓練士に質問する「権利」がありますから、それをお忘れなく!

 

 

 

 

 

愛犬のトリガーが亡くなって、早くも1年と7日。

 

未だにトリ坊ロスの私です。

 

親ばかではなく、本当に良い子だったと思う(コレを世間では親ばかというのだけれども・・・)

 

トリ坊が生きているときに、何回「ありがとう」って伝えられたろう。

 

どちらかと言えば「頑張れ」の声掛けのほうが多かったよなって今は思う。

 

なんででしょう?

 

トリ坊は元気なときだって、体調を崩した時だって、いつだって頑張ってたのに。

 

生前に沢山「ありがとう」を伝えられなかったのと、最期に看取れなかったことだけが後悔。

 

きっとこの後悔は一生残るんだろうなぁ。

 

でも、それがトリ坊がいたって証にもなるのだけれども。

 

やっぱり感謝の気持ちは直接伝えたいよね・・・って長いひとりごと。

 

 

 

 

 

 

 

ずーっと前から思っていたんですが・・・。

 

「この子は元々劣悪な場所にいた保護犬だったから、訓練するのはかわいそう!」

「この子は元の飼主に捨てられた犬だから、訓練するのはかわいそう!」

 

って犬を里子として迎え入れた飼主さんの8割が仰るこの言葉。

※8割って数字はあくまでも私の経験上の数字です。

 

あの・・・・。

そうやっていつまでもいつまでも同情して哀れまれる犬・・・・

 

かわいそうだと思うの私だけ??

 

物を拾って一度自分のものにしたら、飼主が取り返そうとしても歯を剝き出したり、咬んで酷い怪我を負わせる元保護犬だった子。

飼主が構わないと構ってもらえるまでしつこく吠え続ける元保護犬だった子。

 

「うちに来る前はきっと、ご飯をちゃんと食べさせてもらってなかったし、おもちゃでも遊んだことがなかったから、物をとりかえそうとした人を咬み付くのは仕方ないし、それをやめさせる訓練をするのもかわいそう!」

→加えちゃいけないものを、例えばそのまま飲み込んで亡くなるのってかわいそうではないの?それと、命に危険がなくっても何か加えた時に口から放してもらわないといけない時だってありますよね。そんな時、犬から物を無理やり毎回奪うのはかわいそうではないの?

 

「今まで構ってくれる人がいなかくてかわいそうだったから、これからは私が常に構って寂しい思いをさせなければいい。しつこいかまってアピールをやめさせる(一頭でも落ち着いていらるようにする)訓練をするのはかわいそう!」

→仕事も冠婚葬祭も愛犬同伴ですか?愛犬が何かの病気で入院ってなったときは、一緒に病院に泊まれませんが、そのへん考えていますか?それに、分離不安に至るレベルでなくても、一人でいられないワンコは、大きな病気で普通なら数週間レベルで入院が必要な時に、病院から危険承知で入院お断りされるケースもありますが、それでも訓練が「かわいそう」でしょうか?

 

あのね・・・ブリーダーから迎えた子でも、ショップからきた子でも、元々保護犬でも、自家繁殖の子でも・・・

 

今だけが「良い」って考え方の飼主さんじゃなくて、先の事を見据えて、物事を適切に考え育ててくれる飼主さんのところに迎えられるのが、犬にとっては一番幸せなことなんですよ。

確かに過去を振り返れば犬はいるかもしれない。

 

でもね、その犬達を飼主がいつもでも「かわいそうな子」って哀れみの目で見るのは、それこそ犬に対して失礼だし、他人からみても「飼主から哀れみの目でみられてる」ってかわいそうだと、私は思います。

 

そろそろ・・・かわいそうな子から「我が家に迎えられてめちゃくちゃラッキーな犬」って思っても良いのではないでしょうか?

 

※ただし、世界一ラッキーな犬は、私の亡き愛犬のトリ坊ですけどね。

「しつけは楽しく!」

「楽しくないトレーニングなんてかわいそう!」

 

・・・犬の傍若無人ぶりを見て見ぬフリをし、犬のその場のご機嫌だけとって問題を回避させる。

 

例えば、気に入らない事があると、人に必要以上に牙をむく・唸る・咬む犬に対して、おやつや

おもちゃなどで犬の気を別方向に引き、その場のご機嫌斜めをうやむやにする訓練士もいますが、

それって果たして「しつけ」なのでしょうか?

 

『しつけ』の言葉の意味は「規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞いができるように訓練すること」と

調べれば大体の辞書で解釈されています。

 

例えば「嫌なことをされそうになったら他者に攻撃を与えれば、相手はひるんで、自分も嫌なことから逃れられる」と

学習し、日常的に他者に攻撃する犬に対し、そんなその場しのぎの対応をしても、結局、回避できるのはその場の

ケースのみで、他にまた嫌なことが起これば、また攻撃的な態度をみせたり、実際にそのまま攻撃に移ったりすること

でしょう。

 

もちろん、しつけを楽しくするに越したことはないですが、場面によっては犬の機嫌をとってその場での回避行動を

とらせるのではなく、その場に適した対応をすることが、しつけって大切なんじゃないかなと、私は思います。

 

 

当スクールのスタッフ犬であり、私、大竹の愛犬トリガーが4月14日に死去いたしました。


トリガーを生前可愛がってくださった皆様、本当にありがとうございました。



「犬が○○して困るんです。それをやめさせたい」

「犬が○○できるようにしたいんです!」


では、普段から○○する原因や、できない原因を作っている犬と飼主さんお互いの行動をまずは一旦、やめましょう。

場合によっては、問題克服後、節度をつけつつであれば、その行動をする(させる)事も可能ですよ。

あくまで節度をつけつつですけどね。


「その行動は犬が可愛いし、やめさせるのはかわいそうだから受け入れられません。でも、問題は解決したいんです!」


あのー…訓練士にトレーニング依頼しておいて「あれはやだ、これはやだ、できない、やりたくない」っていうのはいかがなものなんでしょうか?


いや、わかります。

日常生活でなれ親しんだ行動をストップさせるのって、その行動によってはさみしかったりするもんですよね。


ただ「○○はしないでほしい/○○できるようになってほしい」って要求しながら、訓練士からの指導を聞き入れる気がないなら…こちらからいえるのは「じゃ、自力で頑張ってね!やりたいようにどうぞ!」としか言いようがないのですよ。


きっと飼主さんの中には「その方法は嫌だから、また別の方法を考えるのが訓練士」って思っているのかと思います。


例えば飼主さんの力量にあわない対応の方法でうまくいかないから別の方法に…っていう状況ならば理解できますし、方法を切り替える必要もあるりますが、飼主さんの好き・嫌いに合わせた方法を提案するのが訓練士だとお思いでしたら、それは残念ながら、大間違いです。


訓練士は基本的に、生徒さんの犬が今現在の状況で育つと将来的にどのような犬になるか見据えながら、レッスンをすすめています。中には子犬の時からストレス耐性が極端に低い犬や、自己主張が強い犬/弱い犬、臆病で大人しい犬がいます。こういった子は、堂々と落ち着いた気質の個体と比べると、何もしない場合、将来的に人との共生さえ難しくなる個体が多いです。また、トレーニングに関しては、犬一頭ずつ、生まれ持った気質や性質が違うので、もちろん、同じ飼主・犬種・年齢だとしても、トレーニングの仕方が異なる部分があります。


ですが正直なところ、9割ほどの飼主さんは、犬によってトレーニングの仕方が変わるということに関しては口頭だけでも理解できるものの、それ以前にいちばん大事なご自身の犬の気質・性質を理解できていない状態です。

だから「うちの子には厳しいのが合わない」だとか「うちの子は調子にのるから厳しくしないとだめ」だとか普通に言いますが、それって根本をいえば、


 犬の気質・性質の理解ができていない

         +

「うちの子には厳しいのが合う/合わない」と誤った判断

         ↓

飼主さんがそもそもその個体への勘違いをしていて、日常でなにか起きたときに適切な対応ができない


従って、犬との良好な関係が築けてないだけという話になっているんですよね。

※補足:そして、実際は愛犬と良好な関係を築けていないのに、それができていると思い込んでる方も多くいらっしゃいます。


ダラダラと、長く書いておりますが、結局なにがいいたいかと言いますと…。


まずは飼主さん、訓練士に依頼する時点でご自身がご愛犬のことを理解できていると思わないでください。そして、訓練士からの指摘や指導に対して「うちの子は良い子だからそれは必要ない」だとか「それはやりたくないから独自で何か試してみます」というのはやめてください。


それは音楽やスポーツなど、なんでも良いですが習い事の先生に「先生のやり方には従えないので自力でどうにかします」と言っているのと同じです。

それだったら、最初から人に教わらず自力でどうにかすべきです…だって、せっかく授業料も時間もかけて習いに来てるのに「じぶんでやります」となると、教える側の人間からしても…


「この方は何のためにうちにしたの???」としかなりませんから…