ふんわり風船ハート みぶき えみ@月の記憶の声を聴く人

   

月の記憶の声を聴きながら綴る

みぶきえみの世界観🌙

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前のお話

下矢印

 

 

中学2年生になるころ

私は、引っ越して転校することになった。

 

せっかく、仲がいい友達ができたのに

学校を変わるということが

イヤでイヤでたまらなかった。

 

けど、私の思いとは裏腹に

引っ越しの準備は進んでいく。

 

当時、私は母と弟との3人暮らし。

 

そして、下の記事でも書いた

姉弟のように育ったいとこは

 

祖母(母の実母)とふたり暮らしになっていた。

 

 

経済的な状況とか

色々あったのだろう。

 

私たちは、祖母といとこが住む家に

引っ越すことになった。

 

いとことは、4歳で広島に帰って来てからも

週末は一緒に過ごしたり

姉弟のように、育ってきた。

 

一緒に浴衣を着てお祭りに行った。

 

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遊園地に行ったこともあった。

 

いとこは、母の弟の子供だけど

私たち姉弟よりも、母に似ていた。

 

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3Kの市営住宅は

3人で暮らした家よりは広かったけど

人数が増えた分、広いとは感じられなかった。

 

けど、家にお風呂があるというのは

すごく嬉しいことだった。

 

転校して初めての日

弟はまだ小学生なので母が付き添った。

 

私は、ひとりで初めての学校の門をくぐり

緊張しながら、職員室に向かった。

 

新しい学校では

テストの点数での順位付けがなく

それは、私の重圧を解いてくれるものだった。

 

けど、この転校が

ユング心理学と出逢う

きっかけになった。