普段お料理をされる方は、ダシをかつおと昆布を使用して1から取りますか?
それとも化学調味料を使って済ませてしまいますか??

ダシは日本料理においてかかせないもの。
学生時代、日本料理の特別授業を専攻して著名な先生方にお料理を教わっていた際も、皆共通して言うことはこの「出汁(ダシ)」についてでした。

出汁の味でその料理やの評価が決まると言われるほど。


実際、出汁をきちんと取って作ったお料理って本当においしいドキドキ


でもなんだか出汁をとるって、濾したりしないといけないし面倒そうだな~なんて思っている人も多いかもしれません。
私も料理に興味を持つまではそうでした。

ってことで、基本作業である私流の出汁の取り方をお教えします^^



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【材料】


・水…1L

・花かつお…20~30g

・昆布…10cmくらい


材料はこの3つです。


【取り方】

1、昆布は洗わずにキッチンペーパーで拭いて汚れを落とします。
洗ってしまうとうま味が逃げるので絶対に洗わないように♪)


2、お鍋にお水と昆布を入れて火にかけます。ポコポコ泡が出てきたら沸騰する前に昆布を取りだします。
(沸騰させてしまうと昆布独特の臭みが出てしまうので、必ず沸騰する前に取りだします)
$Erica's Beautiful recipe♪


そして!!かつおを入れる前に!濾すという面倒くさい作業を省くために登場するのがコレ!


$Erica's Beautiful recipe♪

お茶パック♪

お茶の葉を入れて煮だすものなんですが!
私はこれにカツオを詰め込みます。そうすればイチイチ濾さなくて済む♪

大体1つに10~15g入るので、時間があるときに作っておくと便利ですよドキドキ

$Erica's Beautiful recipe♪



3、昆布をとりだして沸騰しているところにこのカツオ袋を入れて1~2分煮だして火を止めます。
(アクが出てきたら取ります)

$Erica's Beautiful recipe♪


カツオ袋を取り出してあっという間に完成です♪
カツオの袋を取り出すとき、水分をたくさん含んでいるため思わず「ギュ~」って押したくなるんだけど、それをしてしまうと嫌な味が出てしまってせっかくの美味しいお出汁が台無しになるのでやめましょうっ!


【二番出汁】

二番出汁とは上で使った昆布とカツオの残った旨みでもう一度出汁をとることです。

1、水1Lに先ほど同様に昆布を入れて火にかけ沸騰直前に取りだす。

2、沸騰したところへカツオ袋を入れて15~20分煮だして、カツオ袋を最後に軽く絞って取りだしたら完成。(二番出汁の際は絞ってもOKです)


※出汁の味を大切にしたいお料理には一番だしを、しっかりと味付けをするような物には二番出汁をと使い分けるといいですよ^^


【保存】

冷蔵庫であれば2~3日、冷凍するのであれば1週間以内に使い切りましょう!
他の物の匂いが移りやすいため、密封出来る容器に入れてください。


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一度にちょっと多めに作っておけば数日間保存がきくので大丈夫。

一人暮らしの人であれば1Lがちょうどいい量かな?と思いました。


また、昆布の煮だしを省きたい場合には一晩昆布を水につけておいてもOKアップ

出汁をしっかりとると、①塩分を控えることが出来る・②素材の持ち味を生かすことが出来る・③料理上手になれる!などメリットいっぱい♪


出汁の美味しさである【旨味】は日本人にしかわからないと言われているそうです。

また、昆布だけでとる、カツオだけで取る、というよりもこの2つを使って取った出汁のほうが昆布のグルタミン酸とカツオのイノシン酸の相乗効果でおいしさが何倍にも膨れ上がります♪
お気に入りのカツオや昆布を見つけるのもいいかもしれません。


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