土曜日、何デカ分からないけど、空手の試合を見に行ってきました。
エアロビの先生の旦那が、空手の先生をしてて、日本、大好きです。と言ってくれたから、お、何かいい感じ!って思って、何でもはい、はいって返事してたら、一緒に出掛けることになってました。
空手の試合自体は意外と良くって、おーベネ人でも人に頭下げれるのか!って思うほど、日本の武道の精神を見ることができました。
ここで、知り合ったおじさんが、何か、面白かった。
試合前のあいさつのとき、日本人が見に来た!といって、みんなの前で紹介されて、戦ってもないのに変なトロフィーをもらいました。
それから、物珍しかったのか、色んな人が食べ物を持って、私のところにきてくれました。
で、となりに座ってきたおじさんが、
これ、知ってるかい? 的な感じで、ある食べ物の説明をしてきました。
トウモロコシでできていて、小さくて、ほくほくしてて、ちょっと塩がついてて、そりゃ、もう美味いったらなんの!
この国では有名なんだ! 日本にはないのか?
的な感じで、何かのCMの回しもんのように説明しています。
何の食べ物か、全然想像できなかったけど、そこまで説明されたら、もう、食べるしか、ない。
し、食べたい。 し、食べさせたいに、決まってる。
たぶん、日本にはないと思う。すんごい食べたいんですけど、どこで買えますか? って聞いたら、
よっしゃ、買ってきてあげる。って言って、去っていきました。
ん?
こんな辺ぴな体育館で買えるもので、そんなおいしいもんがあったら、もっとにぎわっててもいいはず…
ニッコニコしながらおっちゃんが持ってきたのは
普通のポップコーン。
ほれ見よ、と言わんばかりに、大量のポップコーンをくれました。
あれだけ説明されて、ポップコーンぐらい、知ってます。とも言えないし、おじさんに何か悪いと思ったから、
すんごいおいしいですね。知らなかった!
って言って、美味しそうに食べました。
そしたら、お土産にもう一つ!とか言い出したので、必死にとめて、じゃあって言いながら、携帯番号教えてくれと言ってきました。
他にもこの町にはおいしいものがあるから、紹介したい、ということで、連絡をとりたい。らしい。
日本の武道を愛する人に悪い人はいない。と思って、番号教えました。
これから、ほんとにほんとのおいしいものにありつけるのか、楽しみです
いやーでも、もっと早くにポップコーンて気づいとけば、こんなことにならなかったのになーって感じです。
お腹いっぱい、普通の、そんなにおいしくもないポップコーン食べて…
想像力と、語彙力のなさにがっかり。