夕方、
デング熱の青年がやってきて、すぐ入院。 といっても1泊するだけ。
雨がよくふるから、蚊も多くて、さらに蚊にさされるの予防するために、ベッドに蚊帳を張ることになったの
だけれども。
はい、穴だらけの蚊帳。
しかも、上からつるすとかじゃなくて、そのまま患者さんにかぶせた!!
何か捕えられた獲物みたい、な、障害物競走で絡まりまくったみたい、な、。
その発想にびっくりして、ある意味感心。
患者さんも、もう、されるがまま。 熱もあるし、しんどいもんね。 明らか、ぐったり。
でもそんなのは、全く意味ないから、点滴つるす台とか使おうって提案して、せめて、見た目よし。の蚊帳
しようって。
穴があいてるとこは、セロテープで閉じたけど、長さが足りなくて被せれないとこは、無理やり引っ張って伸
ばして、そしたら反対側がまた開いて。。の繰り返し。
結局は、無理やり引っ張って、また穴が開くか開かないかのぎりぎりのところで何とかベッド全体が覆え
て、終了。。。
ちょっとでも隙間があいてたらダメだからな!って言いながら、蚊帳を操るのに使命感を抱かせて、必死
に作業してたおっちゃん。 日本で言う看護助手みたいな人。
こんだけ必死にベッド全体覆ったあとに、もっと早く気づいてあげればよかったけど、、
この青年、トイレどうするのって、おっちゃんに聞いたら、
あっ・・・。って、言った後、ノーインポルタ!大丈夫!って。
点滴もがんがんいってるのに大丈夫なわけない、と思ったけど、ここの人が大丈夫って言うなら、
大丈夫なんだろうと思って、それ以上はもう何も言わなかった。
患者さんには大変申し訳ないけど、きっと、何とかなる。はず。。。。。。
デングになったとき、診療所に行かなくて、よかった。。。って心底思いました。
先輩に完全看護してもらって、無事生還。
デングのこわさ知っただけに、患者さんのことが心配だけれど、このまま良くなるといいなと、
思います。
蚊帳張る場面に出くわして、よかった!
これだけ使っても効き目ないから、ここの蚊は強烈!!