Z世代の早期離職は上司力で激減できる!

 

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今月(2024年4月)の日経新聞「私の履歴書」

は久しぶりに面白く読んでいます。

 

お話されているのは三村明夫さん。

日本製鉄社友名誉会長で、「鉄は国家なり」の時代に

富士製鉄に入社され、合併を経た

新日鉄の社長を勤められた方。

 

多くの方は日本商工会議所会頭だったイメージが

強いかもしれませんね。

 

4/11の11回ではこんなくだりも。

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・(大型リストラのさなか)

 新日鉄を離れることになった社員のなかには、

 子供の結婚式を前倒しした人もいたという。

 親が新日鉄社員であるうちに、

 子供を送り出したい親心からだろう。

 

・半年足らずのSPC

 (14人の取締役で構成した合理化計画のとまとめコミッティー)

  だったが、そこで得た学びは米国留学より

 何倍も大きかったように思う

 

・危機は組織再生の好機でもあることだ。

 長年引きずった課題に決着をつける

 絶好の機会であり、逃げずに立ち向かえば、

 企業は再び躍動する。

 

・「聖域なき合理化」とはよくいわれるフレーズだが、

 実際は侵してはならない西域が厳然としてあることだ。

 当社の領域とは品質と職場の安全だ・・・

 

 

・「上から3年、下から3日」という言葉を

 ご存知だろうか。人を判断するのに

 上からみれば3年かかるが、部下として仕えれば

 上司の長所も短所も3日で分かるという格言だ。

 

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現在の日本製鉄といえば、

橋本英二会長のリーダーシップのもと

果敢にチャレンジし、勢いを取り戻していますが、

脈々とすごいリーダーがおられたのですね。

 

『日本製鉄の転生』も面白かったですし。

 

 

 

すべては、日本の上司を元気にするために。