涙をこらえようと見上げてた空も
じよんが覗き込んでくるから視界には彼・・・だけ。
もうじよんしかみえない・・・。

こらえてた涙が
瞬きのせいで落ちてしまう。
もう限界だったから仕方ないよね?
「悲しい??」
息がかかるくらい近くでじよんがつぶやく。
「俺がこんなに近くにいるのに?」

ミチは思わずジヨンの上着のすそを掴んで・・・。
でも、それだけじゃ足りなくて
ジヨンの胸に顔を埋める。

じよんはそんな彼女をそっと優しく抱きしめる。
その腕が心地よくて
ミチは大きく息を吐いた。

体の力が全部抜けて、じよんにすべてを預けてる。
ミチは彼が頭をそっと撫でてくれるのを感じた

「あたし、好きなのジヨンだけだよ」
「知ってる。」
「えっ?でもさっき」
「・・・なんか嫌だったから。」
「なに?それ」

膨れるミチがジヨンを見上げると
彼はいつもの笑顔で・・・。

それにつられて笑ってる自分がいる。
じよんがキスしようと顔を近づけてくるけど。
直前まで目開けてていい?

「どんな顔してるか見てたい」
って言ったら
「じゃあ俺もそーする」
って・・・。

見詰め合って徐々に距離が縮まって・・・。
ってきゃぁぁ~~
無理だよムリムリ
大好きなジヨンの顔が目の前に~なんて
多分一生慣れないよ。

だからやっぱりあたしが先に目をつぶるのです。

そしてそんなあたしを見て
じよんはきっとニマニマしてるんだと思う。
悔しいけど。

そういうじよんも大好きだから。

あたしが目を閉じたら
すぐに、KISSしてね

やきもち焼くのはあたしだけにしてね❤

これからも
一緒にいられますように~


~~~END~~~


ミチちゃんへ
やっと終わりました~お付き合いありがとうござりまちゅ♪